ホンダ新型プロローグの内外装&一部スペックが遂に世界初公開!エクステリアは思った以上にレンジローバー似で”ツルン”とボディに、インテリアは物理スイッチメインで使い勝手を重視
新デザイン言語「ネオラギッド(Neo-Rugged)」を採用した新型プロローグを見ていこう
2022年5月、ホンダの新世代ピュアEVクロスオーバー・新型プロローグ(Honda New Prologue)のティーザー画像が公開されましたが、今回ようやく内外装デザインに加え、一部スペックが世界初公開されました。
新型プロローグは、これまでホンダが携わってきた技術とは大きく異なり、アメリカのゼネラルモータース(GM)との共同開発により、Ultium(アルティウム)プラットフォームをベースにした全く新しい一台。
そのため、エクステリアデザインにおいてもホンダ独自の愛嬌のあるピュアEVっぽさを押し出した顔つきではなく、どちらかというとアメリカ市場を強く意識したGM独自のデザイン言語にも見え、その面影にはフルモデルチェンジ版・新型CR-Vっぽさもあったり。
それでは早速、ホンダの新デザイン言語となるネオラギッド(Neo-Rugged)を採用した新型プロローグの内外装デザインをチェックしていきましょう。
新型プロローグのエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回世界初公開された新型プロローグ。
アメリカ・ロサンゼルスのホンダ・デザイン・スタジオによってスタイリングされた新型プロローグですが、そのダイナミック感とサイズ感としては新型CR-Vとパスポート(Passport)との中間的な立ち位置だそうで、ホイールベースは3,094mmと非常にロング。
参考までに、新型CR-Vのホイールベースが2,701mmで、パスポートは2,820mmとなるため、新型プロローグのホイールベースが相当に長く、後席の居住性を考慮したSUVモデルであること可能性が高そう(但し、現時点で新型プロローグのシートレイアウトが2列なのか3列なのかは不明)。
なおボディサイズとしては、全長4,877mm×全幅1,989mm×全高1,643mmと非常に大柄であることもわかりますね。
サイドから見るテールランプは新型ヴェゼル似?
こちらはサイドビュー。
フロントフェンダー付近には、ピュアEV専用の充電ポートが設けられ、フロント・リヤフェンダーモールはグロスブラック仕上げで都会的。
伸びやかなトップルーフが印象的で、サイドから見るテールランプやバンパー周りは新型ヴェゼル(New Vezel)似。
そしてアウタードアハンドルはブラックにペイントされ、Bピラーやウィンドウ周りのモールはグロスブラックにペイントされているようにも見えます。
あとちょっと意外だったのは、足もとのシングル6スポークの21インチアルミホイールが5穴式ではなく6穴式で締結されていること。
ピュアEVということもあり、おそらく相当なトルクがかかることが予想されるため、その締結力もより強力なものに仕上げられていることが予想されます。
なお参考までに、こちらがサイドから見た新型ヴェゼル。