ルノーがピュアEVオフロードSUVの新型4EVER(フォーエバー)トロフィーコンセプトを世界初公開!悪路走破&ラリースタイルで、トヨタ・コンパクトクルーザーEVに対抗?
あくまでもコンセプトカーだが、将来的にはピュアEVのB-SUVとしてデビュー予定のようだ
2022年10月17日~23日にかけて、フランス・パリにて開催のパリモーターショー2022より、ルノーの新世代ピュアEVクロスオーバーとなる新型4EVER(フォーエバー)トロフィーコンセプトが世界初公開されました。
このモデルは、ルノーが過去に販売した4(キャトル:Quatre)をベースにした最もポピュラーなモデルとなる4L(キャトレール)を現代的に解釈したコンセプトカーで、当時のキュートで愛嬌のある顔つきとは異なり、頑丈且つガソリンを一切使用しようなピュアEV版として復活。
ただ、見た目としてはレトロチックなデザイン言語でありながら多目的性を特徴としているとのことで、将来的にはピュアEV&B-SUVモデルとして商品化を計画しているそうです。
早速、新型4EVERトロフィーコンセプト(Renault New 4 EVER Trophy Concept)の外観をチェックしていきましょう。
1997年デビューのキャトレール・トロフィー・ヒューマニタリアンラリーの生誕25周年を祝うオマージュモデルでもあるようだ
こちらが今回公開された新型4EVERトロフィーコンセプトのエクステリアデザイン。
どことなくレトロルックなデザインが印象的で、2021年に公開されたレンダリングにもそっくり。
おそらく量産モデルでは、更にトーンダウンして現実的なエクステリアにまとめられることが予想されますが、その見た目の通りモデルの方向性としてはオフロード志向であったりラリーだったりと、とにかくアクティブでマッシブさを演出するデザインであることは確か。
ルノー曰く、本モデルは1997年に登場したオフロードスタイルのキャトレール・トロフィー・ヒューマニタリアンラリー(4L Trophy humanitarian rally)の生誕25周年を記念するオマージュモデルでもあるそうです。
ヒョンデ・アイオニック5にも採用のピクセルLEDを採用
ヘッドライト周りも見ていきましょう。
どことなくヒョンデのピュアEVモデルとなるアイオニック5(Hyundai New Ioniq 5)のピクセルLEDヘッドライトっぽい雰囲気を持たせながらも、”カッコ”型のLEDデイライトとスクエア型LEDヘッドライトの組合せは近未来的でユニーク。
ルノーの新世代ロゴも点灯するものと予想されますが、今後のルノーのピュアEVモデル系は様々なところLEDバックライトが搭載されるようなギミック感満載の一台になりそう。
ちなみにこちらがヒョンデ・アイオニック5。
こうした特徴的なLEDはヒョンデのみ?と勝手な推測をしていましたが、もしかすると今後のデザイントレンドになるかもしれませんね。
改めて4EVERトロフィー・コンセプトに戻ると、フロントグリルグラフィックは非常にシンプルな長方形タイプで、その下のフロントフォグランプ周り?にはパープルもしくはピンクのディテールアクセントを加味。
フロントロアバンパーは無塗装ブラックの樹脂パーツだと思いますが、オフロードやラリーをメインとして走らせるのであれば、簡易的で安価にパーツ交換が可能な樹脂タイプの方がおススメかもしれませんね。