待望のスズキ新型ジムニー5ドアの細部をインプレッション!ラダーフレームには新たなクロスメンバー追加?ボディカラーは全7色…日本での市販化の可能性は?

スズキ新型ジムニー5ドアのインテリアもチェックしていこう

続いては、スズキ新型ジムニー5ドアのインテリアをチェックしていきましょう。

従来の3ドアとは異なる新設計のリヤシートを採用したことで、足もとのスペースが大きく確保されるだけでなく、角ばったボディとフラットなルーフラインのお陰でヘッドクリアランスも大きく確保されているとのこと。

フロントシートは、フラットな位置までリクライニング可能なので、車中泊やちょっとした仮眠用としても活用できるのはグッド。

そしてラゲッジスペースについては、リヤシートが格納されていない状態だと207Lとそこまで大きくないのですが、リヤシートを折りたたむと331Lまで拡大しますし、3ドアモデルよりも荷室が+85L拡大しているのもポイントです。

こちらはインパネ周り。

基本的には3ドアモデルと大きな違いはないものの、鍵盤タイプのウィンドウレバーやUSBチャージャー、ブルーのLEDアンビエントライトを装備。


グレードは大きく2種類、コックピット周りも3ドアと共通

コックピット周りも3ドアとほぼ同じですね。

センターダッシュボードには、ワイヤレスAndroid Auto/Apple CarPlayと互換性のある7インチもしくは9インチのタッチスクリーンが装備可能で、バックガイドカメラとの連動も可能。

グレード構成については、アルファ(α)とベータ(β)の2種類がラインナップされる予定で、上位グレードになるとLEDヘッドライトやフォグランプ、15インチアルミホイール、クルーズコントロール、本革巻きステアリングホイール、自動温度調節、9インチのインフォテインメント、および4スピーカーを備えたArkamysサウンドシステムが標準装備されます。

パワートレインについては、排気量1.5L 直列4気筒ガソリンエンジンが搭載され、最高出力105ps/最大トルク134Nmを発揮、トランスミッションは5速MT/4速ATの何れかから選択できるのはジムニーシエラと同じ。

そして駆動方式は四輪駆動[4WD]のみをラインナップします。

日本での市販化の可能性は?

そして気になる新型ジムニー5ドアの販売についてですが、主にアフリカや中南米などに輸出する予定で、日本市場向けの市販化の予定は「今のところ」無いものの、まずは3ドアのジムニーシエラや軽自動車タイプのジムニーの納車を優先的に行う必要があるため、これらの目途が立った時点で詳細が明らかになるかもしれませんね。

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Reference:CARSCOOPS