スズキ新型ジムニーシエラにターボチャージャーを搭載してトラック化(ジムトラ)!更に海外仕様のサムライからインスピレーションを受けた一台で、世界限定22台のみ販売へ

日本国内だけでなく、海外でもジムニーのカスタムやコンバートモデルは人気があるようだ

スズキの大人気オフロードクロカンモデルとなるジムニー(Suzuki New jimny)/ジムニーシエラ(New Jimny Sierra)。

海外ではオーバーフェンダーが装着されたジムニーシエラがベースとなって販売されており、日本国内では軽自動車仕様と普通乗用車タイプの2車種が展開されています。

日本国内においては、まだまだ長納期化が解消されておらず、軽自動車仕様のジムニーが1年~1.5年ほど、普通乗用車仕様のジムニーシエラが1.5年~2年ほどと云われています。

そんなジムニーをベースに、クロカンSUV系からピックアップトラック仕様に改造し、更にターボチャージャーエンジンを搭載した改造モデル・ジムニーネクストが公開され大きな話題となっています。


ジムニーネクストは世界限定22台のみの特別モデル

こちらが今回、イタリアのアフターパーツメーカーZ.Modeがカスタムしたというスズキ・ジムニーのピックアップトラック仕様となるジムニーネクスト。

ベースはジムニーシエラですが、見た目は確かにオフロードクロカン系から2ドアピックアップトラックに変更され、ラギッドな外観とマットな色合い、そしてイエローのアクセントが際立つアルミホイールとオールテレーンタイヤとの組み合わせもバッチリ。

実はこのモデル、当初は顧客向けに販売する予定ではなく、世界に一台だけのワンオフモデルとして特別展示する予定でしたが、顧客からのリクエストや予約が多く、急きょ世界限定22台のみ製造・販売することを決定したとのこと。

ジムニートラック(ジムトラ)はニュージーランドでも販売されているが…?

こうしたスズキ・ジムニーのピックアップトラックもしくはジムニートラック(略称:ジムトラ)にコンバートしたカスタマイズモデルは、ニュージーランドでも販売されていますが、ここまでゴリゴリのオフロード仕様にカスタマイズされジムニートラックは初めてだと思いますし、相当なカスタム費用が発生しているのではないかと予想されます。

ジムニーネクストは、海外仕様のサムライからインスピレーションを受けている

なおジムニートラックを開発する上で、Z.Modeがプロジェクトベースとして取り上げたのが、海外仕様として販売されていたスズキ・サムライ(Suzuki Samurai)。

当時の懐かしさを取り入れながらも、現代の力強い走りも上手く両立している一台とのことで、見た目の満足感だけに留めないところはZ.Modeの強い拘りなのかもしれません。

あとは大半のピックアップとは異なり、本モデルには細長いリアオーバーハングがないため、SUVと同じくらいコンパクトであるということ。

4×4のオフロード性能は、専用サスペンションによって最低地上高+75mm高くなり、より大きなグリップ性能を備えるオールテレーンタイヤが装着されたことも大きく影響していると思います。

2ページ目:内外装ともに豪華にカスタムされたジムニーネクストの価格帯はいくら?