ダイハツから新型5ナンバーミニバンやジムニー対抗の軽SUVが2023年夏デビューとの噂。フルモデルチェンジ版・トヨタ新型パッソ/ダイハツ新型ブーンも遂に登場か?

ダイハツ製5ナンバーミニバンやジムニー対抗の軽SUVに関する噂は以前から浮上していたが…?

2023年も様々な新車・新型車がデビュー予定ですが、その中で少し話題になっているのがダイハツ製の5ナンバーミニバンや、スズキ・ジムニー(Suzuki Jimny)対抗の軽SUVモデル。

つまりはダイハツから全く新しいモデルがラインナップされるとの噂が浮上しているわけですが、実はこの情報が展開されているのは国内自動車情報誌ベストカーさんのみ。

特にミニバン系に関しては、今回のダイハツ製5ナンバーミニバンだけでなく、日産の新型ノート(Nissan New Note)をベースとしたミニバンや、トヨタ・グランエース(Toyota Granace)をベースにしたラグジュアリーワンボックスなどが展開されるとの報道ですが、何れも実際に市販化されたことはなく、しかし2023年2月時点でもこれらの情報はまだ生きているようです。

今回再び浮上したダイハツの新型車情報含め、トヨタの新型車情報についても本当に市販化の予定があるのかダイハツディーラーにて取材してきましたので確認していきましょう。


ダイハツ製5ナンバーミニバンが2023年夏頃デビュー予定 → ディーラーに確認してみたら…?

まずはダイハツの新世代5ナンバーミニバンについて。

上の画像はAセグメントSUVのロッキー(Rocky)になりますが、ベストカーさんが公開している完成イメージレンダリングを見ていくと、ボディスタイルはトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)やホンダ・フリード(Honda FREED)のようなコンパクトミニバンでありながら、フロントマスクはロッキーに非常にそっくり。

リフレクター型のLEDヘッドライトや角ばったフロントLEDフォグランプとシグネチャーランプはロッキーそのままに、フロントグリルもハニカム形状で水平基調のグリルパターンとシルバー加飾のバーを装備。

ベストカーさんの説明だと、2008年~2012年に登場した3列シート小型MPVのブーンルミナス以来とのことで、2023年夏頃にデビュー予定とのこと。

東南アジア向けに発売されているゼニア/アルザとは異なる小型MPVのようだが?

既に東南アジア市場向けに販売されているMPVモデルの新型セニア(XENIA)/アルザ(ALZA)に近いとのことですが、これらのモデルは後席ドアが横開きになるため、日本市場では後席スライドドアを採用するとのことから、モデル名称から使い勝手まで大きく異なるとのこと。

プラットフォームはDNGAを採用し、パワートレインは排気量1.0L 直列3気筒エンジン+e-SMARTハイブリッドと、排気量1.2L 直列3気筒エンジン+e-SMARTハイブリッドの2本立てになるとのこと。

ちなみにこれらのモデルについて、私がいつもお世話になっているダイハツディーラーにて取材させて頂いたところ、「2023年夏頃に5ナンバーミニバンがデビューするとの話は聞いておらず、既にメーカーからディーラー向けに配信されている製品スケジュールにも、そのような記載も無かった」とのことです。

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