茶道の世界でも大人気!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ステップワゴンが納車されて6,000km突破!長尺の荷物を載せても2列目の居住性を確保

居住性と快適性、乗り心地で選ぶなら新型ステップワゴン

2022年6月に納車されてもうすぐ10か月が経過する、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ステップワゴンe:HEVスパーダ・プレミアムライン(Honda New STEPWGN e:HEV SPADA PREMIUM LINE)[2WD]。

基本的には長距離移動&家族旅行用として購入した一台ですが、普段の街乗りや近場乗り、子供の習い事の送迎用、妻の茶道用として幅広く活用していて、冬場も中距離~長距離移動時に大活躍。

そんな私のステップワゴンも、気が付けば走行距離6,000kmを突破し、現在所有しているクルマのなかでは4番目に距離の多いモデルとなっています(1番はホンダN-BOX、2番目はトヨタ・ヴォクシー、3番目はトヨタ・シエンタ)。

この車を所有してから改めて感じるグッドポイントや、ちょっと気になるポイントを見ていきたいと思います。


新型ステップワゴンは親しみやすさのあるデザインがグッド

まずは新型ステップワゴンe:HEV SPADA PREMIUM LINEのエクステリアから見ていきましょう。

エクスリアにおいては、(あくまでも私個人の意見として)原点回帰を狙った懐かしさのなかに、親しみやすさとランドローバー・レンジローバー(Land Rover Range Rover)のようなツルンとした顔つきが非常に好み。

ミニバンと聞くと、どうしても「フロントグリル大き目」「オラオラ顔」「厳ついデザイン」というイメージがつきやすいですが、ステップワゴンはそういったミニバンの既成概念にとらわれることなく、ホンダ独自のデザイン言語を持ちつつ、他の競合モデルと上手く差別化しているように感じられます。

デザインの好みは人それぞれなので、例えば競合モデルのトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)のエネルギッシュな顔つきが好み!という方もいらっしゃると思いますし、日産の新型セレナ(Nissan New Serena, C28)のように、近未来的でありながらもグリルを大きく見せてインパクトを与えるような顔つきもアリだと思います。

大柄なボディながらもボディ剛性はノア/ヴォクシーよりも高い

続いてはこの大柄ボディ。

スパーダ系になると、全長4,830mmと非常に長く、競合モデルとなるトヨタ新型ヴォクシーの4,695mmよりも+135mm長め。

おまけに車内の居住性も高く、狭さを感じさせない快適性を持ちながらも、マンホールや段差、グレーチングなどを通過したときのねじり剛性の高さは特筆すべきものがあり、この辺りはノア/ヴォクシーよりも優れているところ。

新型セレナに関しては、まだ試乗もできておらず、私自身にも納車されていないので何とも言えないところですが、ドライバーズカーでありながらもショーファードリブンとしての側面も持つステップワゴンは、ある意味ミニバン市場の中でも全体的にバランスの取れたモデルなのではないかと考えています。

長尺の荷物を載せても2列目の居住性を確保

なお、3列目シートを床下に収納した状態で、幅730mm×奥行き1,040mmの長尺荷物を積んでも、特に不便に感じることも無し。

春の時期になると、妻の茶道の関係で茶会(夜桜など)のイベントも非常に多く、屏風といった大き目&長めの荷物を載せる機会が多いため、ホンダN-BOXやトヨタ新型シエンタ(Toyota New Sienta)だとスペース的に余裕が無く、トヨタ新型ヴォクシーだと2列目の足元のスペースが狭くなってしまい、着物を着たお客さんを乗せると窮屈になるため、そうなるとステップワゴンのロング感が丁度良いんですね。

先ほどの長尺荷物を載せた状態での2列目スペースがこんな感じ。

足もとのスペースも十分確保されていて、フロントシートも窮屈に感じず、最適なシートポジションに設定した状態でも余裕。

茶道のお客さんからも評判の高い2列目の座り心地・乗り心地

積載性と居住性の高さに加えて、茶道関係の方々からも高い評判を得ているのが座り心地・乗り心地。

着物を着ているお客さんの一部では、トヨタ・アルファード(ALPHARD)/ヴェルファイア(VELLFIRE)や日産エルグランド(Nissan ELGRAND)、なかにはロールスロイス・カリナン(Rolls-Royce Cullinan)の後席に乗ってくるセレブな方もいらっしゃいますが、これらの車に乗り慣れている方々でも、ステップワゴンの2列目の座り心地・乗り心地は高く評価しているとのことで、特にフロアやシートからの振動がほとんど伝わってこず、着物を着た状態でもストレスを感じにくいのだとか。

「ステップワゴンに乗ったことが無い」という方も多く、「このクルマってこんなに良い車なんですね」と(お世辞でも)言っていただけるのは有難いですし、乗客が不満に思うことなく送迎できるというのも、このクルマの魅力的なところなのかもしれませんね(かなりマニアックなポイントだと思いますが…)。

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