フルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビックタイプR(FL5)月産台数の計画資料がリーク!2023年4月から大幅な減産(月400台未満)で海外市場向けを優先に?

今回リークされたのは社内資料の可能性が高そうだが

2022年9月に発表・発売されて7か月以上が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型シビックタイプR(Honda New Civic Type R, FL5)。

2023年3月末に私の知人に納車された個体の(全世界共通の通し)シリアルナンバーが8,000番台だったため、少なからず同年4月上旬時点では、日本市場向けと海外市場(主に北米)向け合わせて8,000台~9,000台が製造されていることになります。

世界限定モデルではなく、カタログモデルとしてラインナップされているため、日本国内では累計2万台以上のバックオーダーが入り、2023年1月19日時点で受注を一旦停止している状態です。

そんなシビックタイプR(FL5)の月産台数に関する具体的な計画資料(おそらく社内管理資料)が、価格ドットコムにてリークされています。


2022年度に生産された累計台数は、海外市場含め8,685台

早速、価格ドットコムにてリークされた月産計資料を見ていきましょう。

以下の一覧は2022年度(2022年7月~2023年3月末)までの各月の生産台数と累計台数になりますが、2022年度の累計台数は8,685台であることから、先程の私の知人に納車された個体のシリアルナンバーが8,000番台であることを照らし合わせると信憑性は高そう。

【2022年度の新型シビックタイプR(FL5)の月産計画一覧】

[2022年7月~8月(試乗車)]
・国内向け:464台
・海外向け(北米他):467台
・累計台数:931台

[2022年9月]
・国内向け:165台
・海外向け(北米他):313台
・累計台数:478台

[2022年10月]
・国内向け:453台
・海外向け(北米他):481台
・累計台数:934台

[2022年11月]
・国内向け:843台
・海外向け(北米他):464台
・累計台数:1,307台

[2022年12月]
・国内向け:174台
・海外向け(北米他):325台
・累計台数:499台

[2023年1月]
・国内向け:381台
・海外向け(北米他):803台
・累計台数:1,184台

[2023年2月]
・国内向け:852台
・海外向け(北米他):700台
・累計台数:1,552台

[2023年3月]
・国内向け:971台
・海外向け(北米他):829台
・累計台数:1,800台


[2022年度累計]
・国内向け:4,303台
・海外向け(北米他):4,382台
・累計台数:8,685台

via:価格ドットコム

以上の一覧を見てみると、初回生産から2023年3月までの国内市場向けの生産台数は高い傾向にあり、9月と12月の生産台数は極端に少ないものの、当初ホンダが計画していた月産基準台数400台を上回るペース。
※国内向けは月平均 約478台、海外向けは月平均 約487台

2022年9月の生産時点では、通しのシリアルナンバーが1,000番台を突破していることになりますが、3ケタ台のシリアルで納車されている方は運やタイミングに恵まれた方なのだと思われます。

2ページ目:2023年度は国内市場向けの生産台数が極端に少ない?一体なぜ?