こんなことがあった。グーグルマップを見ていたら「道路脇にデロリアンDMC-12が放置されている」のを発見!亡きデザイナーをモチーフにしたビッツァリーニ新型ジョットが世界初公開

これまで様々な放置車両がグーグルマップにて目撃されてきたが、デロリアンDMC-12は全くの初めて

グーグル(Google)が提供するウェブマッピング・プラットフォームで、コンシューマー向けの地図アプリケーションであるグーグルマップですが、このアプリケーションにてたまたま公道をチェックしていたところ、デロリアンDMC-12が放置されているのを発見した!との投稿があり、大きな話題となっています。

これは、アメリカの大手掲示板サイトRedditにて投稿されたものですが、アメリカ・ウェストバージニア州モーツァルト・ホイーリング近郊の非法人コミュニティに位置するところで、廃屋を通り過ぎた道路脇の電柱近くに、長期間放置されていると思われるDMC-12がたまたまグーグルマップにて映し出されたそうです。


一体なぜこんなところにデロリアンDMC-12が?

こちらが今回、グーグルマップにて発見されたというデロリアンDMC-12。

このモデルは、アメリカを拠点とするデロリアン・モーター・カンパニー(Delorean Motor Company)が製造したスポーツカーDMC-12と呼ばれる個体で、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーシリーズ」に登場するタイムマシンの改造車両のモチーフとなった一台。

まるでカモメの翼のようにドアが上に開くことから、ガルウィングドアと呼ばれるように、後の様々なスーパーカーが「上に開くドア=ガルウィングドア」という風に名が広まったきっかけの一つでもあります。

そんな貴重なDMC-12が、まさかこのような姿で目撃され、しかも全世界の人々が閲覧できるグーグルマップにて発見されるとは…

最低でも3年以上は放置されている可能性も?

Redditにて投稿された画像を拝見する限りだと、このDMC-12は長期間道路脇にて放置されていたものと予想されるものの、だからといって完全に朽ちているわけでも無さそう(っというかステンレス鋼ボディの状態があまりにも良すぎるので、ほとんど年季を感じられないのもユニーク)。

ストリートビュー画像の日付は、2021年11月となっていますが、どうやら2023年時点でもグーグルアースにて本モデルが放置されたままであることが確認されているとのことから、まだ完全に回収されたわけでは無さそう。

そうなると、DMC-12のボディコンディションが良さそうには見えるものの、少なからず3年以上放置されていることは間違いなさそうですね。

あとは葉っぱがルーバー付きリアハッチのエリアを部分的に埋めているのが確認できますし、 小さな窓の切り欠きが開いているようにも見え、落ち葉や様々なゴミ、更には虫なども車内に入り込んでいる可能性が高そう。

一体なぜこんなところにDMC-12が放置?

あまりにも奇妙と言いますか…一体どのような理由でDMC-12が放置されたのかは不明ですが、この車がある北側の約150m先には、薄っすらながらも行き止まりの看板があることが確認できます。

そして公道を見てみると、車2台がやっと通れるぐらいの道幅の狭さであり、シンプルな家が並んでいることも確認できますね。

モーツァルト・ホイーリング近郊は、こうした家々や道路が集まった街で、小さな商店やボランティアの消防団もいくつか設置されています。

いつどのタイミングでこの車両が回収されても不思議ではないのですが、回収できない何か特別な理由があるのかもしれません。

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