トヨタ新型60系プリウスが納車されて良い所と気になる所!「置くだけ充電はスマホが熱くなるだけで、ほとんど充電しない」「車高が低く見える割に実は使い勝手が良い」等

新型プリウスが納車されてから便利と思える機能は使っている?

2023年2月に私に納車されて半年以上が経過した、トヨタのフルモデルチェンジ版・新型プリウス(Toyota New Prius, 60系)2.0L HEV Zグレード[2WD]。

今回は、本モデルが納車されてからの良きポイントや気になるポイントをいくつかご紹介してきたいと思います。

快適装備やユーティリティ関係が充実しているプリウスですが、一方で「そんなに利用する?」といったものもあるため、実際に半年経過してからどれぐらい利用したのか?もチェックしていきたいところ。

そして、「確かに便利だけど、実用的かどうか?といわれると微妙…」と感じたものもあるため、こちらも併せてインプレッションしていきたいと思います。


センターコンソールのUSB Type-Cの利用頻度は?

まずは、新型プリウスのセンターコンソールボックス内にあるUSB Type-Cの利用頻度について。

これはあくまでも私個人の感想になりますが、納車されて半年以上が経過してからの利用頻度としては1回のみで、これを利用した理由は、後席に座る子供の任天堂Switch(スイッチ)を充電するため。

フロントシートに座っている場合は、運転席・助手席に座っていてもインパネ下部にあるUSB Type-Cを利用すれば問題なく充電出来ますし、はめ込み式の置くだけ充電が設けられていますから、思ったほどセンターコンソール内のUSB充電ポートを利用しなかったのが正直なところです。

置くだけ充電は想像以上に使えないポンコツだった

ただ個人的な感想として、プリウスの置くだけ充電はスマホが熱くなるほどに充電する割には(しかも熱がこもりやすい)、30分ほど経過しても+10%ほどしか充電されなかったため、「これってスマホのバッテリー寿命を悪化させてるのでは?」と思ってしまったり(それなら有線で充電したほうが充電スピードははるかに早くて熱くなりづらい)。

考え方としては画期的だと思いますが、いざ活用してみるとそこまで充電せずに”便利”というわけではないですし、まだまだ改善が必要なように感じられました。

トヨタ新型プリウスHEVでスマホが充電できない!?【Zグレード】【2WD】

左右独立の温度調整が無くとも意外に問題ない?

続いては、エアコン(快適装備)関連について。

新型プリウスでは、左右独立温度調整機能が搭載されておらず、SNSでは「左右独立温度調整とリヤベンチレーションの無いエアコンは使えない」といった投稿なども散見されますが、実際にこの車で夏場を過ごしての印象としては、(あくまでも私の感想としては)「左右独立温度調整が無くとも特に問題なかった」というのが正直なところ。

確かに、運転席と助手席でそれぞれ温度調整ができれば便利だとは思いますが、26度~27度でも体感的には十分涼しく感じるところですし、助手席の乗員が「寒い」と感じれば、設定温度を上げてシートベンチレーションを使用すれば、それだけで十分調整はできました。

そういった意味では、左右独立温度調整が設定されていない分、シートベンチレーションで涼しさを更に与えることができるので、エアコン関連での不満は特に無かったように感じられます。

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