何とシート構成は1,024通り以上!ルノーが長~くなった(2024年)新型グランカングーを世界初公開!気になる日本市場での販売の可能性は?
ここまで伸びやかになると、トヨタ新型ノア/ヴォクシーのようなミドルサイズミニバン相当になりそうだ
日本市場では、2023年2月にフルモデルチェンジ版・ルノー新型カングー(Renault New kangoo)が発表されましたが、同年9月5日、欧州市場をターゲットとしたロングボディスタイルの新型グランカングー(New Grand Kangoo)が世界初公開されました。
このモデルは、ドイツ・ミュンヘンにて開催されているIAAモビリティ2023にて発表された3代目・新型カングーの派生モデルで、手ごろな価格帯を基本コンセプトにしつつ、最大限の実用性と多目的性を両立するミニバンとしてラインナップしていくとのこと。
シートレイアウトも、3列5人乗りから3列7人乗りへと拡大され、ボディサイズだけでなく室内空間も大きく確保されているため、家族での長距離移動にも適した一台となりそうですし、伸びやかさだけを見ると、トヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)といったミドルサイズミニバンに匹敵するかもしれないですね。
新型グランカングーのエクステリアをチェックしていこう
こちらが今回、IAAモビリティ2023にて発表された新型グランカングーのエクステリア。
従来のカングーに比べるて、後席用スライドドアの開口部は+180mm延伸された830mmを実現しているそうで、そのおかげもあって後席への乗降り性はもちろんのこと、室内空間も広々と確保されているとのこと。
ボディスタイルとしてはMPVではあるものの、元々カングーのサイズ感が全長4,490mm×全幅1,860mm×全高1,810mmと大きいため、エントリーコンパクトMPVというよりかは、ミドルサイズミニバンに近い所でしょうか。
パワートレインは、大きくガソリン/ディーゼル/ピュアEVの3種類をラインナップ
エンジンに関しては、ガソリンモデルとディーゼルモデル、ピュアEVの3種類がラインナップされる予定で、ガソリンモデルでは従来と同じく7速DCTと6速MTの2種類が設定されるとのこと。
なおパワートレインについては、排気量1.3L 直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載し、最高出力130hpを発揮。
一方ディーゼルモデルは、直列4気筒ディーゼルエンジンを搭載を搭載し、最高出力95hpを発揮するとのことですが、トランスミッションは6速MTのみをラインナップするとのこと。
そしてピュアEVモデルに関しては、45kWhのリチウムイオンバッテリーパックが搭載され、システム総出力121hp/システムトルク245Nmを発揮し、WLTPサイクルでの航続可能距離は265kmを実現するようです。
なおバッテリーパックに関しては、保証期間が8年間または160,000kmとなっているため、この期間内にバッテリー容量が70%を下回った場合、無償にて新品に交換してくれるとのこと。