FMC後”初”のマイナーチェンジ版・フォルクスワーゲン新型ゴルフ8がリーク!ランドローバー新型レンジローバーに「ライト類が点灯しない」として早くもリコール
この新型ゴルフ8をもって、内燃機関を搭載するゴルフの販売が終了する可能性も?
2019年10月、フォルクスワーゲンは8代目となるフルモデルチェンジ版・新型ゴルフ8(Volkswagen New GOLF 8)を発表しましたが、本モデルが発表されて4年が経過し、初めてのマイナーチェンジを迎える予定です。
そんなFMC後”初”となるマイナーチェンジ版・新型ゴルフ8のフロントマスクが完全リークされています。
プレスプレビューイベントにて撮影され、既にSNSや公式カーメディアでもリークされている新型ゴルフ8ですが、おそらくはピュアEV化される前の最後のアップデートになると予想されます。
果たしてどのように変化しているのか?早速チェックしていきましょう。
新型ゴルフ8のリーク画像をチェックしていこう
こちらが今回リークされた新型ゴルフ8のフロントマスク。
一見すると、小変更程度のデザインにも見えますが、フォルクスワーゲンによると、現行ゴルフに関連する最も重要な問題を修正しているとのこと。
既に何度か開発車両もスパイショットされているため、そこまで驚くほどのことでもないのですが、フロントマスクを見ていくと、よりスリムなヘッドライトに変更され、新しいLEDパターンや微調整されたフロントバンパーが確認できます。
なお、今回のリーク画像ではインフォテインメントシステムに関する情報までは明らかになっていないものの、操作性を大きく阻害する静電タッチシステムやポンコツなシステムを改善すべく、フォルクスワーゲンとしてはこれらの問題をメインに取り組んでいるとして、大幅に改良されたインフォテインメントのセットアップが期待されるとのこと。
内外装の発表は2023年末頃が濃厚か?
なおマイナーチェンジされる新型ゴルフ8は、まずはGTIグレードおよびRグレードのみ、再びアメリカにてラインナップされると予想され、明確な時期までは不明ながらも、2024年モデルとして2023年末頃に内外装の発表が行われる可能性があるようです。
ここで見られるよりスリムなヘッドライトは、他のフォルクスワーゲンのラインナップモデルにも引き継がれると予想されますし、若干のパフォーマンス向上にも期待が持たれます。
あとフォルクスワーゲンは最近、3ペダル(MT)のゴルフを注文できる最後のチャンスとして、特別仕様車ゴルフGTI 380を発表しましたが、さすがにマイナーチェンジ版・新型ゴルフ8ではラインナップされることはないと思われ、少なからずガソリン/ディーゼルモデルとして購入できるのは、これが最後になると予想されます。
ゴルフ8を購入できるのは2027年まで?
ちなみにフォルクスワーゲンは、2023年9月4日にID.GTIコンセプトを発表したばかり、このモデルのデザインはゴルフベースながらも、IDシリーズを色濃く反映していますし、何よりも「GOLF」の名を採用しなかったところに、「ゴルフシリーズは、”ゴルフ8”の内燃機関モデルで終了する」という覚悟も感じられたり。
そのため、ID.GTIコンセプトの量産モデルは、2027年頃の「ゴルフ8の販売終了」をきっかけに入れ替えを行う可能性があるため、内燃機関を搭載するゴルフ8の販売カウントダウンも残り4年ほどということになりそうですね。