フルモデルチェンジ版・レクサス新型LMが2023年10月19日、新型LBXは同月26日に発表&価格判明!なおLBXにはGRヤリスと同じ1.6Lターボモデル追加との噂も
ようやく新型LM/LBXの今後のスケジュールが判明
いよいよ発表・発売が近づいてきた、レクサスのフルモデルチェンジ版・新型LMと新型LBX。
LMに関しては、2023年6月21日に発表・発売されたトヨタ新型アルファード(Toyota New ALPHARD)/ヴェルファイア(New VELLFIRE)の上位互換版で、しかもパワートレインは以下の2種類を設定予定。
LM500h・・・排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッドシステム
LM350h・・・排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン+ハイブリッドシステム
そしてもう一つ、レクサス初のBセグメントSUVとなる新型LBXですが、こちらはトヨタ・ヤリスクロス(Toyota Yaris Cross)の上位互換版で、パワートレインは排気量1.5L 直列3気筒エンジン+ハイブリッドシステムの1種類をラインナップし、その後遅れてハイパフォーマンスモデルもデビュー予定。
そんな2種類の注目モデルの発表・発売時期などが判明しましたので、早速チェックしていきましょう。
新型LMは、事前情報通り2列4人乗りのLM500hを先行発売
まずはレクサスのフラッグシップミニバンとなる新型LMから見ていきましょう。
自動車情報誌マガジンXさんの報道にもある通り、本モデルの発表・発売日は以下の通りで、事前情報にもある通り、排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン+デュアルブーストハイブリッド[e-Axle]を採用するLM500hが先行発売される予定です。
[新型LM500]
・2023年10月19日に発表&価格判明予定
・2023年12月8日に発売予定
・まずは2列4人乗り仕様のLM500hのみが発売
先行予約や抽選などは無し?どうやって販売する?
新型LMに関しては、2列4人乗り/3列6人乗り/3列7人乗りのシートレイアウトがラインナップされる予定ですが、日本市場では法人や芸能事務所、VIP顧客への需要を満足するグレードとして2列4人乗りを優先的にラインナップ。
ちなみに私がお世話になっているレクサスディーラーの情報によると、本モデルの先行予約受注を受け付ける予定はなく、加えて抽選方式での販売になると「本当に欲しいと考えるユーザーの元へ届かない」といった本当の公平性が保たれなくなる → 重要顧客がレクサス離れするリスクがあることから、再度販売方法を見直す可能性があるとのこと。
ちなみにこれまでのレクサスの新型車発表後の販売方式を見ると…
新型NX:先行予約順(忖度あり?)
新型LX:先行予約順(忖度あり?)
新型RX:抽選販売(新規顧客はメーカー指定500台の抽選)
新型RZ450e:抽選販売(特別仕様車は500台のみの抽選)
売れ筋のSUV系は、後に長納期問題で荒れに荒れた新型NX/LXは先行予約となり、その後「既存顧客を優先しつつ抽選販売に切り替えた」のが新型RX/RZ450eだったと記憶。
トヨタ新型センチュリーSUV同様に、まずは重要顧客を対象に販売か
これはあくまでも一例であり、LM500hというニッチな市場に限定した話ではありますが、トヨタ新型センチュリーSUV(Toyota New Century SUV)のように、各販売店で購入予定者にアプローチをかけ、「これまでの車両の所有実績や所有期間」などを総合的に見て販売すべきユーザーかどうかを見極めていく可能性が高いとのこと。
すぐにオークションに出品・転売しないかどうか?を見極めるのは中々に難しいとは思いますが、トヨタ/レクサス含め、どの自動車メーカーも「ユーザーに転売して設けてもらうために車づくりをしているわけではない」ですし、「トヨタ/レクサスを買えば転売できる、儲けることができるメーカー」というメーカーの名誉を傷つけることにもなりかねないですから、このあとにご紹介するLBX同様に、販売方法は慎重になるものと予想されます。