【価格は日本円で約338万円から】スズキ新型5ドアジムニーがオーストラリアでも発売スタート!なおスズキ幹部が「日本でも市販化する」と明言

インドに続き、今度はオーストラリア市場向けが正式に発売へ!

2023年1月にインドにて発表された、スズキ新型5ドアジムニー(Suzuki New 5 Door Jimny)。

既にインド市場向けのグレード別主要装備や価格帯も発表されていますが、今回は遂にオーストラリア市場向けのグレード別価格帯、そして2024年モデルとなる一部改良版・新型3ドアジムニーの価格帯も発表されました。

今のところ、日本市場向けの5ドア版の導入時期などは明らかになっていないものの、既に開発車両が輸入 → 日本の法規制に対応した改良が行われているものと予想され、スズキ幹部も「日本にて販売されます」と明言していることを考えると、いつスズキ公式がティーザーサイトをオープンしても不思議ではないところ。

今回は、一足早く発表されたオーストラリア市場向けのグレード別主要装備や価格帯をチェックしていきましょう。


オーストラリアでは2024年初め頃よりデリバリースタート予定

こちらが今回、オーストラリア市場向けとして発表された新型5ドアジムニー。

既にインドの公式プレスリリースにもある通り、後席用の2ドアが追加されたことで実用性が大幅に向上し、更にフロントグリルはメッキ調加飾に仕上げることで高級感を演出しています。

なおグレード構成においては、XLをベースにした5速MTと4速ATの2種類のみがラインナップされ、何れも駆動方式は四輪駆動[4WD]のみ。

価格帯についても、それぞれ3ドアモデルに比べて+3,000オーストラリアドル(日本円に換算して+約29万円)高く設定されていますが、同じエンジンで同じトランスミッション、同じ駆動方式でありながらも、全長延伸+5ドア仕様で実用性が向上しているのであれば、妥当な価格アップだと考えています。

具体的に3ドアからどれだけ大きくなった?

参考までに、5ドアジムニーのボディサイズは、3ドアに比べてノーズからテールまで+340mm長くなり、フロントバンパーからスペアホイールカバーエンドまでの全長は3,985mm、ホイールベースは2,250mm → 2,590mm長くなり、全幅は1,645mm、全高1,720mmと変更ありません。

車体重量に関しては、5ドアモデル全て+90kgアップ(MT車で1,185kg, AT車で1,200kg)しています。

ちなみにこの5ドアジムニーですが、実車が発表されてから既に2,000台以上の予約受注が入っているそうで、2023年12月時点で最大「9か月」の納期になっているそうです。

最も早い納車だと2024年初め頃を予定していますが、これは展示車・試乗車、そしてメディア向けの車両になるとのことで、ユーザー向けは同年春以降になるものと予想されています。

エンジンは3ドアモデルと基本的に同じ

5ドアジムニーのパワートレインについては、インド市場向けと同じく排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力102ps/最大トルク130Nmを発揮するとのことで、3ドアから大幅に出力アップすることは無いそうです。

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