更に厳つくなったな…(2025年)マイナーチェンジ版・BMW新型4シリーズ/M4が世界初公開!巨大な縦型キドニーグリルはそのままに、ヘッドライトは3シリーズ/X1などと同じに

個人的にBMWで最もカッコいいと思っていたのは、巨大縦型キドニーグリルを採用した4シリーズ

BMWのスポーツ2ドアクーペでお馴染みとなる4シリーズ(G型)が、2024年1月31日にマイナーチェンジ版として新しくなり世界初公開されました。

今回発表された2025年モデルのマイナーチェンジ版・新型4シリーズは、新しいマイルドハイブリッド技術を搭載する4シリーズクーペと4シリーズコンバーチブル、そしてハイパフォーマンスモデルとなるM4の3種類。

具体的なグレードやパワートレインに加え、変更された内外装デザインとグレード別価格帯も明らかになっているため、これらも含めてチェックしていきたいと思います。


ヘッドライト意匠とテールランプ意匠を刷新した新型4シリーズを見ていこう

こちらが今回公開された、マイナーチェンジ版・新型4シリーズクーペのエクステリア。

エクステリアデザインでの変更ポイントとしては、巨大な縦型キドニーグリルはそのままに、シングルLEDモジュールを使用したロービームおよびハイビームライトを備える新デザインのヘッドライトを標準装備。

これにより、U字型LEDデイライトから”く”の字型LEDへと変更され、現行3シリーズ/X1と同等のヘッドライト意匠に統一。

こちらはリヤクォータービュー。

レーザーライト(Laserlight)テールライトは、上位グレードM440iでは標準装備ですが、シャドウライン(Shadowline)パッケージを装着する430iでは、メーカーオプションとして設定されるようです。

なお今回のマイナーチェンジでは、レーザーダイオードによって照射されるグラスファイバーを備えるなど、細部に渡っての変化が大きいように感じられます。

新型4シリーズのグレードは、クーペとコンバーチブル含めて大きく4種類をラインナップ

なおグレード構成としては、430iとM440iの2種類がラインナップされ、それぞれにクーペとオープントップのコンバーチブル、そして後輪駆動[FR]と四輪駆動[4WD/xDrive]の2種類がラインナップされます。

足もとのタイヤについては、パフォーマンスタイヤもしくはオールシーズンタイヤを装着する19インチタイヤアルミホイールが準備され、更にカーボンファイバー強化プラスチック(CFRP)のサイドミラーキャップとエアインテークインサートを備えた、Mカーボンエクステリアパッケージもオプションとして準備予定。

この他グレードによるデザインの差別化としては、430iを選択するとエアインテークがメッシュパターンになり、その周りのグリルサラウンドはマットクローム仕上げに。

そして上位グレードとなるM440iでは、グロスブラックのグリルサラウンドが採用され、Mバッジが追加された水平基調のグリルパターンなど、よりワイド感を演出しています。

ボディカラーは、2種類のソリッド塗装仕上げと、8種類のメタリック塗装仕上げを備えたカラーがラインナップされ、「ケープ・ヨーク・グリーンメタリック」や「ベガスレッド・メタリック」は、2025年モデルの新色として追加されています。

内装は特に大きな変化は無いものの、新デザインのステアリングホイールが採用され、430iの標準ホイールは2スポークに対し、M Sportパッケージになると3本スポークにアップデート。

なおシャドウライン(Shadowline)パッケージでは、3色のMステッチとアップグレードされたホイールの12時の位置にレッドストライプが追加されています。

新型4シリーズのパワートレインは、大きく2種類をラインナップ

パワートレインについては、430iが排気量2.0L B48型直列4気筒ターボエンジン+48Vスタータージェネレーターシステム付となるマイルドハイブリッドが採用され、システム総出力255hp/システムトルク400Nmを発揮。

そしてM440iでは、排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジン+48Vマイルドハイブリッドを組み合わせることにより、システム総出力386hp/システムトルク540Nmにまでアップデートされるとのこと。

2ページ目:新型4シリーズのグレード別価格帯は?新型M4のスペックと価格帯も