実はあの日本人オーナーも購入予定だった?限定20台のランボルギーニ・チェンテナリオが競売に出品!ホンダ新型CR-V FCEVが日本でも法人向けに発売予定

2024-02-14

実はシアンや新型カウンタックよりも希少性の高いチェンテナリオ

ランボルギーニの創設者である故フェルッチオ・ランボルギーニ氏の生誕100周年を記念して、世界限定20台のみ販売されたチェンテナリオ(Lamborghini Centenario)。

クーペモデルが20台/ロードスターモデルが20台の累計40台のみ販売された超希少モデルですが、今回クーペモデルが中東UAEドバイのオークションにて出品されることが明らかとなりました。
※シアンFKP37は限定63台のみ、新型カウンタックLPI 800-4は限定112台のみ

ちなみにランボルギーニの車名の由来といえば、闘牛の名前が由来になることがほとんどなのですが、チェンテナリオはイタリア語で「100周年」を意味し、カウンタック(Countach、別名:クンタッチ)同様に闘牛が由来にならなかった貴重なモデルでもあります。


ドバイのオークションにて出品されるチェンテナリオ・クーペの基本情報をチェックしていこう

こちらが2024年3月9日、ドバイを拠点とするRM Sotheby’sオークションにて出品予定となっているランボルギーニ・チェンテナリオクーペ。

前述にもある通り、本モデルは世界限定20台のみ販売された希少モデルで、日本人オーナーにもクーペモデルが1台のみ、オープントップのロードスターは3台納車されたと云われています。

余談ですが、チェンテナリオに関してはブガッティ・シロン(Bugatti Chiron)/ヴェイロン(Veyron)、デヴェルモータース・デヴェルシックスティーン(Devel Motors Devel Sixteen)などを所有する芝浦グループホールディングスの元CEOである故 新地哲己氏も購入予定だった一台ですが、デザインなどの理由で流れたとのこと(実際にニューガイヤモータースにも取材済み)。

早速エクステリアを見ていくと、ボディカラーは何とも珍しいマットブラックに仕上げられ、フロントリップなどのディテール部分にはレッドのカラードアクセントを加味したデュアルトーンタイプ。

こちらはサイドビュー。

足もとには、一部カーボン素材を使用したシングル5スポークタイプの鍛造アルミホイールが装着され、足回りにはカーボンセラミックブレーキディスク、そしてレッドカラーにペイントされたブレーキキャリパーをインストール。

リヤクォータービューも見ていくと、大きなスリットが入ったカーボンファイバ製リヤディフューザーには、レッドのカラードアクセントが追加され、リヤテールランプはヴェネーノ(Veneno)やレヴエルト(Revuelto)にもつながるY字型テールランプを採用。

ちなみに本モデルは、2024年現在から7年以上前となる2016年~2017年に製造された個体なのですが、とても7年以上前に製造されたモデルとは思えぬほどに近未来的で独創性がありますね。

エンジンスペックはアヴェンタドールSVJ相当

本モデルのパワートレインは、当時のフラッグシップV12モデルとなるアヴェンタドール(Aventador)と同じ排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力770ps/8,500rpm、最大トルク690Nm/5,500rpmを発揮。

トランスミッションは、インディペンデント・シフティング・ロッド(ISR)ギヤボックスを採用し、駆動方式は四輪駆動[AWD]。

パフォーマンス面においては、0-100km/hの加速時間が2.8秒、0-300km/hの加速時間が23.5秒、最高速は350km/h以上で、このエンジンは低回転からの反応に優れていて、エンジンスピードリミッターは8,600rpmに設定されています。

インテリアはレッドがメインで、ブラックがアクセントに

続いてインテリアも見ていきましょう。

シート表皮はアルカンターラをメインにしつつ、サイドには本革を使用したコンビシートで、座面部分はレッドにまとめて、サイドはブラックにまとめつつカラードステッチはレッド。

運転席周りはこんな感じ。

ダッシュボードやグローブボックス周りなどは、ブラックを基調としつつレッドのアクセントも加味。

ステアリングホイールは、ブラックのアルカンターラ巻きにレッドのストライプ付き。

こちらはメーターデザイン。

走行距離は僅か112kmと全く走られておらず、おそらくオーナーは納車後に軽く街中を走らせた程度だと予想されます。

エンジンはリヤミドシップに搭載されるため、フロントボンネット内は小さなトランクスペースが設けられているぐらい。

さすがにキャリーケースなどを収納することはできず、ハンドバッグを1個~2個収納できるぐらいでしょうか。

予想落札価格は約3.7億円?

最後に、本モデルの気になる予想落札価格についてですが、RM Sotheby’sオークションの予想としては2,000,000ドル~2,500,000ドル(日本円に換算して約3.0億円~約3.7億円)となっています。

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