これちょっと欲しいかも…アルファロメオ新型ミラノが世界初公開!ボディサイズはヤリスクロス/ヴェゼル相当で、価格は日本円で約492万円から
アルファロメオがトナーレやステルヴィオよりも更にコンパクトなBセグメントSUVを発表!
アルファロメオは2024年4月10日、新世代BセグメントSUVとなる新型ミラノ(Alfaromeo New Milano)を世界初公開しました。
このモデルは、アルファロメオが現在ラインナップするトナーレ(Tonale)やステルヴィオ(Stelvio)よりも更にコンパクトなボディサイズを持ち、2024年後半に欧州市場向けから販売される予定で、アメリカ市場での販売は予定されていないとのこと。
まずは本モデルの注目トピックスを見ていきましょう。
◇ボディサイズは、全長4,170mm×全幅1,780mm×全高1,500mmとヤリスクロスやヴェゼル相当のコンパクトSUV
◇ピュアEV(Ellettrica)グレードが2種類と、マイルドハイブリッド(Ibrida)グレードの1種類がラインナップされ、上位グレードEllettrica Veloceは最高出力240psを発揮
◇ジープ・アベンジャーやフィアット600と同じステランティス・プラットフォーム(CMP2)を採用し、よりスポーティなスタンスに
◇価格は30,000ユーロ未満から始まり、欧州全市場で月額200ユーロ未満からリース可能
新型ミラノのエクステリアを見ていこう
早速、アルファロメオ新型ミラノのエクステリアを見ていきましょう。
同社としては、ピュアEVセグメント初となるブランドで、アルファロメオの既存ラインナップとなるジュリアやステルヴィオ、トナーレに加わる、最小且つ最も安価なモデルとなります。
本モデルは、オペル/ボクソール・モッカやフィアット600、プジョー2008、ジープ・アベンジャーなど、ステランティスグループにて採用されているアプローチをアルファロメオが独自にアレンジしたもの。
そのため、プラットフォームは汎用性の高いCMP2が採用され、BセグメントSUVとして2つの電動パワートレインと、48Vのマイルドハイブリッドから選択可能となっています。
ピュアEVとマイルドハイブリッドでフロントグリルパターンが異なる
改めてミラノのエクステリアを見ていくと、ビショーネブランド最新のデザイン言語を採用することで、全く新たな客層を魅了する一台に。
兄貴分となるトナーレとの差別化も明確で、複雑なフォルムとダイナミックなディテールを特徴とするデザインに仕上げられていますね。
特にフロントエンドは、細長いマトリクスLEDヘッドライトやダークアクセントの新世代スクデットグリル、ワイドなフロントロアグリルなど、全体的にメリハリを付けた近未来的な顔つきに。
スクデットグリルはグレードによってグリルパターンが異なり、ピュアEVモデルになるとメッシュではなくクリーンなグリルレスになるものポイント。
フロントバンパーは、ジュリアとステルヴィオのクアドリフォリオグレードからインスピレーションを得たもので、大きなインテークと統合されたスプリッターが特徴です。
ボディサイズはヤリスクロスやヴェゼル、新型キックスに近いコンパクトさ
こちらはサイドビュー。
引き締まったリアショルダーや大口径アルミホイールなど、ミラノの個性が前面に押し出されています。
ちなみにリヤドアハンドルは、ピラーマウント式でホンダ・ヴェゼル(Honda New Vezel)と同じようにクーペライクに見せています。
ちなみにボディサイズは、全長4,170mm×全幅1,780mm×全高1,500mmとトヨタ・ヤリスクロスやホンダ・ヴェゼル、日産の新型キックスといったBセグメントSUV相当のコンパクトさで、欧州や日本といった狭い道幅でも活躍できそうなサイズ感です。
ジュリアTZを彷彿とさせるテールデザイン
こちらはリヤデザイン。
アルファロメオ曰く、この後ろ姿はジュリアTZを彷彿とさせる「カムテール」仕上げとのことで、テールライトを囲むブラックのガーニッシュが、より「イタリア風」な曲線を持っていて、どことなくフルモデルチェンジ版・日産の新型キックスをイメージさせるものがありますね。
ちなみにこちらが、マイルドハイブリッド仕様のミラノ。
先程のピュアEV版と比べると、確かにフロントのスクデットグリルにメッシュパターンが追加されているのが確認できますね。
とてもユニークな、三つ葉のクローバーと四つ葉のクローバーホイール
足もとのアルミホイールは、三つ葉のクローバーをイメージしたホイール意匠に対し…
ピュアEVグレードには、四葉のクローバー(クアドリフォリオ)をイメージした20インチホイール意匠や高性能20インチタイヤを装着するなど、これまたユニーク。
足回りにおいては、Ellettrica Veloceグレードだと他のグレードよりも25mm低くなったスポーツサスペンションがインストールされ、前後のアンチロールバーによって補完。
さらにフロントブレーキには、より大きな380mmディスクと4ピストンモノブロックキャリパーを装備。