なぜそうなった…フェラーリ488ピスタが事故で川に転落→川の流れが早すぎて身動きが取れず「40分」も待機…容疑者がトラックを盗もうとするも「MT」のため運転できず事故→逮捕

今回のスーパーカーの事故も中々に理解しがたい状況になっている

過去これまで、様々なスーパーカーの事故が目撃されてきましたが、今回はその中でも「なぜそうなった?」という謎の事故が話題に。

これはスイスにあるシンメ川というところで、シルバーカラーのフェラーリ488ピスタが転落してしまい、更にリアミドシップボディから川に突っ込んでしまった関係で廃車になるとのこと。

オーナーは、救助隊を要請したとのことですが、場所が特殊なところになることから「40分」はかかるとし、オーナーはシンメ川にて水没する488ピスタと共に待機することになりました。


その光景はとても残念なものだった

こちらが今回、スイス・ガルシュタットラストと呼ばれる地域のシンメ川に転落したというフェラーリ488ピスタ。

幸い、オーナーにケガは無かったとのことですが、エンジンルームが完全に水没しているために、修復することは難しそう。

この事故は、現地時間の2024年5月14日(火)15時30分に発生したとのことで、488ピスタのオーナーがツヴァイジンメンからボルティゲンまで向かっている最中に、別の車両と衝突した後にシンメ川に転落したとのこと。

シンメ川は、ラフティングなどでも使用される比較的流れの早い川ですが、488ピスタはリア部分から川の底に突っ込んだ関係で流されずには済んだものの、フロントノーズだけが突き出た姿は何とも言えない状況。

オーナーも川に流されずに無事だったそうですが、救助隊が駆けつけるまでに40分はかかったとのこと。

その間、オーナーは488ピスタからは離れることは無かったそうですが(おそらく川の流れが早すぎて身動きが取れなかったのだと推測)、それだけ大事にしていた愛車だったのかもしれませんね。

こちらが救助された488ピスタ。

ボルティガー消防署の司令官エイドリアン・ビエリ氏は、この事故について海外メディアのベルナー・ツァイトゥングからの取材に対し、「救助活動は、救助車両3台に乗った計16名で対応したが、潮の流れが強かったため地元警察に通報することにした」と説明。

更に「長さ10mのはしごを使い、クレーンがフェラーリを水中から引き上げる前に、優先的にドライバーを救出することができた」と説明し、事故した両車のドライバーは、念のため病院に搬送されましたが、重傷は負わなかったとのこと。

シンメ川付近の公道は事故が起きやすいスポットでもあるようだ

この事故は現在も当局によって調査中であり、フェラーリが川に転落した具体的な経緯を調査しているとのこと。

なお地元メディアによれば、シンメ川付近では「制限速度80km/hで飛ばす車両が多い」とのことから、これまで多数のスポーツカーなども川に転落しているため、ある意味で有名なスポットになっているのかもしれませんね。

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