フルモデルチェンジ版・ホンダ新型フリードの注意すべきポイント!「AIRとCROSSTARでメンテパックの料金が異なる」「e:HEV 3列6人乗りへの優遇が露骨」等
新型フリードで注意しなければならないポイントもいくつかチェックしていこう
2024年5月16日より初日予約組の先行受注受付けが開始され、その翌月となる6月27日に発表/同月28日に発売予定となっている、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード(Honda New FREED)。
前回のブログでは、本モデルの具体的な主要諸元や燃費性能などを細かく紹介してきました。
今回は、本モデルのちょっと気になるポイントや注意しなければならないポイントを見ていきたいと思います。
先進装備系は一部のグレードでしか選択できない
まずは、ホンダの最新ともいえる先進装備系は、一部のグレードでしか選択できないということ。
具体的には以下の通りとなりますが、なぜかハイブリッドe:HEVタイプの3列6人乗りでしか、「マルチビューカメラ」や「LEDアクティブコーナリングライト」「アダプティブドライビングビーム[ADB]」「後退出庫サポート」は選択できないという謎の縛りがあります。
【(2024年)新型フリードのメーカーオプション一覧(10%税込み)】
[セットメーカーオプション➀]
◇AIR EX e:HEV・3列6人乗り[2WD/4WD]:119,900円
+マルチビューカメラ[MVC]
+LEDアクティブコーナリングライト[ACL]
+アダプティブドライビングビーム[ADB]
+後退出庫サポート[セットメーカーオプション②]
◇CROSSTAR e:HEV・3列6人乗り[2WD/4WD]:119,900円
+マルチビューカメラ[MVC]
+LEDアクティブコーナリングライト[ACL]
+アダプティブドライビングビーム[ADB]
+後退出庫サポート
言い方を変えれば、ガソリンモデルの3列6人乗りや、その他の2列5人乗りと3列7人乗りではメーカーオプションの設定が無いのは残念なところ。
あからさまな3列6人乗り&e:HEVモデルへの誘導のように思えますし、CROSSTARの2列5人乗りで「マルチビューカメラ」を付けたい!という方もいらっしゃると思いますから、この辺りは1年後以降の年次改良に向けた余力残しなのかもしれませんね。
エントリーグレードAIRでは、一部先進装備や快適装備が設定されない
続いては、エントリーグレードAIRに関する装備内容について。
既にグレード別での主要装備に関しては、当ブログでも細かく紹介済ですが、改めて見ていくとエントリーグレードAIRでの快適装備や先進装備系はほとんど装備されないので注意が必要です。
具体的には以下の通りとなりますが、やはりシートヒーターがAIR[4WD]からしか装備できないのはちょっと残念に思う所。
【エントリーグレードAIRに設定されない機能・装備一覧】
▼ブラインドスポットインフォメーション[BSI]
▼アダプティブドライビングビーム[ADB]
▼後退出庫サポート
▼コンビシート(プライムスムース+ファブリック)
▼リアクーラー
▼運転席&助手席シートヒーター(2WDモデルのみ)
▼15インチアルミホイール
▼コンフォートビューパッケージ(2WDモデルのみ)
・親水/ヒーテッドドアミラー
・フロントドア撥水ガラス
・フロントコーナー撥水ガラス
・熱線入りフロントウィンドウ