なぜそうなった…フェラーリ488ピスタが事故で川に転落→川の流れが早すぎて身動きが取れず「40分」も待機…容疑者がトラックを盗もうとするも「MT」のため運転できず事故→逮捕
(続き)やはりマニュアルトランスミッション(MT)は盗難対策に一役買っているようだ
過去これまで、スバルWRXやポルシェ911といったスポーツカーを盗もうとするも、そのモデルのトランスミッションがATやCVTではなく、マニュアルトランスミッション(MT)だったからという理由で、盗難に失敗した例がいくつかありました。
そして今回も、アメリカ・コロラド州ボルダーにてトラックを盗もうとした女性が「MTだったから」という理由で盗難に失敗 → 逮捕される珍事件が発生しました。
よく、マニュアルトランスミッション(MT)を搭載する車両は「盗難対策」としても役立っていますが、まさかMTモデルのトラックでも同様のことが起きようとは…
釈放されたばかりの女性容疑者は、すぐに近くにあったトラックを盗むことに
この事件は、現地時間の2024年5月3日(金)に発生したもので、消火栓にトラックが衝突したという通報を受けたことから始まりました。
警察が現場に到着し目撃者らと話をした後、犯人は前日に車を盗んだ容疑で起訴され「刑務所から釈放されたばかりの女性容疑者」を逮捕しました。
警察によると、女性は約800mほど進んだところでトラックに遭遇し、中を覗いてみると誰も乗っておらず、鍵を見つけたと言います。
容疑者は「チャンス」と見て、車に乗って走り去ろうとしたと言われていますが、どうやら容疑者はマニュアルギアボックスの操作方法が分からず、しかもセンターシフトは”N(ニュートラル)”にしたまま走り去ってしまったため、トラックはそのまま停まることなく消火栓に突っ込んだとのこと。
幸いなことに、この事故での負傷者は出ておらず、トラックは元のオーナーに返されましたが、警察は車両が受けた損害の程度については明らかにしておらず、しかし犯人は自動車保険に入っていたわけではないので、どのように修理するのかは不明。
一方で女性容疑者の方は、第二級自動車窃盗や不注意運転、有効な免許証なしでの運転、および無人の車両またはその他の物に衝突した際の義務の重罪で起訴されています。
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Reference:CARSCOOPS➀、②