ダイハツ・コペンにポルシェ911をミックスした「コペルシェ811」が面白い!三菱ギャランにパジェロスポーツを移植した改造モデルも登場

東京オートサロンは隠れたユニークモデルも多数登場している

2025年1月10日~12日に開催された東京オートサロン2025にて、エアロやアルミホイールを販売するスタンスマジックが、ダイハツ・コペン (Daihatsu Copen)をベースに、ポルシェ911のテールランプを模したユニークなカスタムモデルを出展しました。

スタンスマジック曰く、このカスタムモデルはコペルシェ 811 GT-K (COPERSCHE 887 GT-K)と呼ばれる個体だそうで、ワイドなボディキットとユニークなテールランプにより、ベイビー911RSRレースカーをイメージさせるような仕上がりになっています。

この他にも、三菱ギャラン (Mitsubishi Galant)に現行パジェロスポーツ (New Pajero Sport)のフロントマスクを移植したカスタムモデルが登場しています。


確かに見た目はポルシェ911っぽいが、何かが違う…?

こちらが今回、スタンスマジックが東京オートサロン2025向けに出展したワンオフモデルのコペルシェ811 GT-K。

初代コペンをベースにした改造モデルではあるものの、丸目のヘッドライト意匠がポルシェ997風で、しかしエンジンはリアに搭載ではなくフロントミドシップ、駆動方式は後輪駆動[RR]ではなく前輪駆動[FF]となっています。

画像を拝見する限りだと、ベースとなるコペンのパーツが継続して採用されているのはフロントガラスやドア、サイドミラー、そしてAピラーのみのようです。

ポルシェ996由来の水平基調テールランプ

そしてこちらがリアクォータービュー。

テールランプは丸形ではなく、ポルシェ996が由来になっているであろう水平基調のテール意匠が何とも印象的。

この他にも、更にポルシェの風味を強調させるためにカスタムバンパーや、ワイドなフロント・リアフェンダー、そしてGT3スタイルのバンパー吸気口を組合わせるなど、その見た目はレーシングカーのようにアグレッシブ。

今までありそうで無かったポルシェ風のコペンですが、ナンバーが装着されていることを考えると、おそらく公道での走行は可能なのだと推測(ナンバーも811なのがグッド)。

そして巨大なGT風リアウィングも装着されていますが、どの程度のダウンフォース量を発生するかまでは不明。

足もとのアルミホイールもかなり深リムで、ブレーキシステムも大口径ディスク及びブレーキキャリパーカバーをインストール。

ドアパネルには、”PORSCHE”ならぬ”COPERSCHE”のロゴも。

あとボディカラーは、レーシングモデルでお馴染みのポルシェ911RSRル・マンレースカーを彷彿とさせるホワイト×レッド×ブラックに塗装されているのもポイント。

インテリアも中々にスパルタンで、フルバケットシートやロールケージ、スエード内装、そしてダッシュボードにはレッドの加飾が加味されたスポーティな印象を与えています。

なおパワートレインは、軽自動車特有の排気量660cc 直列3気筒ターボエンジンではなく、排気量1.3L 直列4気筒エンジンが搭載され、5速MTを設定するそうです。

2ページ目:三菱ギャランにパジェロスポーツを移植してしまった不思議なカスタムモデルが登場!