F1ドライバーのランド・ノリス氏に納車されたフェラーリF40がクラッシュ!但しオーナー本人の運転ではなく知人が運転・事故した模様
フェラーリF40に関する事故のニュースは、毎年必ず起きている
フェラーリの創業40周年記念モデルとして登場した、同社のスペチアーレモデルとなるF40。
フェラーリの創始者であるエンツォ・フェラーリが、その生涯の最後に同社の「そのままレースに出られる市販車」という車作りの基本理念を具現化したスポーツカーで、当時の新車価格は4,650万円でした。
2024年には、その希少性の高さから2億円~4億円にて取引されている個体もありますが、これまでにラインナップされてきたフェラーリのモデルでは「最もじゃじゃ馬に近い車」ともいわれています。
そんなF40ですが、モナコの公道を走行中に単独事故(クラッシュ)を起こしたとしてSNSで話題になっています。
事故したF40のオーナーは、F1ドライバーのランド・ノリスだが…
こちらが2025年1月の初め頃、モナコの公道にて走行中に事故したというF40の姿。
この車両のオーナーは、マクラーレンに所属するF1ドライバーで若きホープのランド・ノリス氏が所有しているそうですが、実際に運転していたのはランド・ノリス氏本人ではなく、その知人が運転していたそう。
事故が起きた当時、ランド・ノリス本人はドバイにて休暇をとっていたそうで、モナコの知人にF40を貸していたと報道されています。
ちなみにこちらが、モナコにてランド・ノリス氏に納車された直後に撮影されたF40のエクステリア。
画像では少し分かりづらいですが、リアナンバーに「865Q」と表記されているのが確認できます。
事故したのはランド・ノリスの知人なのに、ニュースでは「ランド・ノリスのF40がクラッシュ」と報道される現実
そして今回、2025年1月に事故する前に撮影されたリアエンドのナンバープレートと照らし合わせてみると、何れも「865Q」のナンバーであることから、改めてランド・ノリス氏のF40であることが明確ですが、まさか本人が休暇中にこのような事故が起きてしまい、しかもSNSを通して「ランド・ノリスのF40がクラッシュだ!」と騒がれてしまうのも迷惑な話かと思います。
こちらが、事故が起きる直前に撮影されたF40の後ろ姿。
元々はTikTokユーザーのThanosofmonacoが投稿した動画で、その後に各SNSやYouTubeにて多数転載されたものになります。
勢いよく山道を加速していくF40ですが、前方車両には車両もなく、それでいて複雑なコーナーでもないため、特に事故するようなシチュエーションでもありません。
F40の事故は「なんてことない直線」で起きた
ちょっとしたコーナーを通過したところで、少し長めの直線に入り、F40は一気に加速していきますが、ここでF40のリアセクションが左側に跳ねてしまい…
その後コントロールを失ってしまい、そのまま走行車線のガードレールへと突っ込んでいきます。