「世界で最も醜いクルマ」にも選ばれたフィアット・ムルティプラをシャコタン仕様に改造してみた→色々通り越して意外とカッコよかった件
あのムルティプラが遂にスタンス仕様に
2008年の英デイリー・テレグラフ紙が企画した「世界で最も醜い車100選」に選ばれ、ポンティアック・アズテックに次いで2位に輝いた?フィアット・ムルティプラ (Fiat Multipla)。
排気量1.6Lエンジンに対して、車体重量が約1,500kgと非常に重たい為、ATを搭載すると非力さが目立ってしまうという問題から、全年式において5速MTしかラインナップされていないという極めて特殊なモデルでもあります(1.9Lエンジンもあったものの、自動車税等がアップしてしまいほとんど選ばれなかった)。
そんなモデルをシャコタン&オーバーフェンダーの族車仕様に改造されたレンダリング画像が公開されています。
元々奇抜なモデルに奇抜なカスタムを行うとカッコよく見えてくる?
数ある名車が揃うなか、デジタルアーティストのロスティスラフ・プロコップ氏は、どうしてムルティプラを選択したのかは不明ではあるものの、今回公開されているレンダリングを確認していくと、元々奇抜なデザインであるのに対し、更にここから奇抜さを際立たせるシャコタン・ネガティブキャンバー・過激オーバーフェンダー・ルーフスポイラーを装着することによって、色々一周回って”カッコいい”とさえ思えてくる不思議さがあったり。
足もとには大口径アルミホイールを装着し、フェンダーに被さるような形でガッツリとローダウン。
リヤバンパーやサイドスカートも改造用にリプレイスされ、更にワイド&ローに変化していることが確認できますね。
マフラーはセンター2本だしのスポーツ仕様となっていますが、ムルティプラレベルの奇抜なモデルになってくると、何しても似合うようなフレキシブルさもあるような気がしてきました。
新型車ではありませんが、SEMAショーやスタンスネーションに登場すればかなり注目を浴びる一台ではないかと思いますね。
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Reference:autoevolution