前澤友作 氏にケーニグセグ・ジェスコが「日本最速」で納車!納期は5年以上…当初の車両価格は3.8億円だったが、為替の影響で約5億円に!
何とジェスコの日本納車第一号は前澤友作 氏!
前回のブログにて、世界限定125台のみ販売されたケーニグセグ新型ジェスコ (Koenigsegg New Jesko)が、日本人実業家の前澤友作 氏に納車されたことをお伝えしました。
そして今回、遂に前澤友作 氏の公式YouTubeチャンネルでも、ジェスコの納車速報動画が公開されました。
気になる価格帯も含め、果たして総額にしていくらになったのか?2019年にオーダーした際の金額からどれだけ値上げしたのかもチェックしていきましょう。
ボディカラーは何とも珍しいディープスカイブルー
こちらが今回、前澤友作 氏に納車されたケーニグセグ・ジェスコ。
ケーニグセグはスウェーデンの少量生産型ハイパーカーメーカーで、過去にはレゲーラ (Regera)というモデルやアゲーラ (Agera)といったモデルも販売し、その全ての車両本体価格が約2億円~5億円とブルジョア向けのモデルとなっています。
今回のジェスコも例に漏れず、超高額モデルとなるわけですが、何よりも世界限定125台のみ販売され、しかも日本人オーナーとして一番最初に納車された個体とのこと。
ちなみにボディカラーは、前澤氏にとって初めてともいえるディープスカイブルー(水色に近いブルー)で、カラーアクセントとしてオレンジのディテールが追加されているわけですが、同氏が所有するスーパーカー/ハイパーカーコレクションでは見たことの無い組合せ。
ジェスコの特徴ともいえる巨大リアウィングやリアディフューザーに関しては、カーボンファイバが採用されているわけですが、これらのパーツ類も基本的にオプション設定されていて、更にディテールのオレンジを追加するだけでも数百万円~数千万円のオプションになるようです。
ノンハイブリッドで最高出力1,600psを発揮!
なお、ジェスコのパワートレインは排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、E85バイオ燃料を使用すると最高出力1,600psを発揮するモンスターカーで、ハイブリッドシステムは一切無し。
つまりノンハイブリッドモデルでここまでのパワーを発揮する個体は極めて珍しく、その技術力の高さもケーニグセグの魅力そのもの。
あと、今回ジェスコに搭載されるブーメラン形状のリアウィングを装着することで、250km/hのスピードにて約800kg、275km/hのスピードにて約1,000kg、そして最高速度となる482km/hにて1,400kgの強力ダウンフォースを発生するとのことで、この点もサーキットにて走らせてみないと分からないレベルではありますが、単純に車体に1,400kgの重さがのしかかることを考えると、まさに公道を走るレーシングカーなのだと思います。
足もとにもカーボンホイールを採用
足もとも見ていくと、ホイールも何とも贅沢なカーボンファイバ仕様ですが、鍛造ホイール同様に「素材がカタい」ために、あまりサーキット向けではないのが正直なところ。
おまけにセンターロックタイプで、ブレーキディスクはカーボンセラミックにオレンジのブレーキキャリパーをインストール。
なお、タイヤ銘柄はミシュラン製パイロットカップ2を装着し、フロント265/35 20インチ(9.5J)、リア325/30 21インチ(12J)を装着。