トランプ関税の絡みでフルモデルチェンジ版・ホンダ新型シビック (FM型?)が2028年5月に生産されることが判明!日本向けはどうなる?
まさかトランプ関税の影響により、こんなにも早く次期シビックに関するヒントが得られるとは…
ホンダのスポーツモデルでお馴染みとなるシビック (Honda Civic)。
2021年に11代目(FL型)として発売されて4年近くが経過し、初のマイナーチェンジも実施されたわけですが、早くも次期型に関する情報が展開されています。
海外メディア・ロイター通信の報道によると、ホンダは2020年後半に発売予定としているフルモデルチェンジ版・新型シビック (FM型?)のハイブリッドモデルについて、当初計画していたメキシコではなく、アメリカ・インディアナ工場にて生産する方針を固めたことが明らかとなりました。
トランプ関税等による影響を回避するためか

早くも予期せぬ形で明らかになった次期シビックに関する情報ですが、シビックはアメリカで最も売れているホンダ車の一つ。
メキシコを対米輸出拠点と位置付ける自動車メーカーの多くが、トランプ関税に懸念を示してきましたが、主要な日系メーカーの具体的な対応が明らかになるのは初めてとのことで、そもそも2020年後半頃に12代目シビックが登場することを明らかにしているのも予想外の展開ではないかと思います。

今回のロイター通信の報道を受け、ホンダ広報は生産計画の変更についてコメントを控える一方、「需要や事業環境を考慮し、グローバルで最適な生産体制・アロケーション(工場の割り当て)を検討していく」とコメント。
現行シビック・ハイブリッド(HV)については、アメリカ・インディアナ工場とカナダの工場で生産しているため、次期型も変わらずインディアナ工場にて生産することに。
ロイター通信によると、関係者の1人によれば、アメリカとカナダでは物価と人件費が上昇しており、シビックのような比較的低価格の自動車を生産するのは採算が合わないことから、次期モデルは2027年11月から、メキシコ南部グアナファト州の工場で生産し、主にアメリカへ輸出する計画だったそうです。
2027年末頃には、次期シビックに関する情報が展開される可能性も?

つまり2027年末頃には、次期シビックの内外装やパワートレイン含めた具体的な情報が展開される可能性があると共に、次期シビック自体がピュアEVになるのではなく、引き続き内燃機関を搭載するモデルになるわけですね。
そうなると、2026年夏頃まで現行モデルが生産されるシビックタイプR (New Civic Type R, FL5)に関しても、2028年以降には次期型として登場する可能性があり、内燃機関もしくはハイブリッド(e:HEV?)モデルが登場してもおかしくは無さそう。
ホンダにとってシビックは重要な稼ぎ頭

なお繰り返しにはなりますが、外交交渉などのカードとして関税を使うトランプ大統領が就任し、事業環境に不透明感が強まったことから、ホンダ関係者3人によれば、対米輸出に関税がかかる可能性があるメキシコ生産計画は撤回。
ロイター通信の報道によれば、関係者1人によると、インディアナで2028年5月から年間21万台を生産することを決め、同関係者は「トランプ米大統領の追加関税に備えた対策」と指摘しているそうです。

ホンダのアメリカ販売は、2024年は前年比で約8%増となる142万台を記録。
シビックの売行きは好調で、ガソリン車も含めて同2割増となる24万台以上を売り上げています。
ハイブリッドを中心に需要は旺盛で、インディアナ工場だけで生産が追い付かない場合は、カナダやメキシコなど関税対象以外の国からアメリカへの輸出も検討すると関係者の1人は話しているそうです。