ホンダ新型フリード e:HEV CROSSTAR (GT6)が納車されて10か月が経過!走行距離は17,000kmを突破し「リアルな実燃費」「ガソリン満タンで何km走れるか」をチェック

早いもので、私のフリードも納車されて10か月が経過

2024年6月に私に納車されて10か月が経過した、ホンダのフルモデルチェンジ版・新型フリード e:HEV クロスター (Honda New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]。

走行距離も17,000kmを突破し、月1,700km以上のペースで距離を伸ばしているものの、納車後1年が経過したタイミングで20,000kmを突破できるかどうかは微妙なところ。

そんな私のフリードですが、2024年6月末~2025年4月末にかけて、累計20回近くの給油を行ってきたわけですが、「実際のフリード e:HEVの実燃費はどの程度なのか?」「夏場と冬場の燃費はどれぐらいなのか?」「ガソリン満タンにした場合、無給油で何km走れるのか?」をまとめていきたいと思います。


結局フリード e:HEVの燃費ってどうなの?夏場と冬場だと、ガソリン満タンで何km走れる?

まずは、フリード e:HEV CROSSTAR[2WD]のリアルな燃費記録と、ガソリン満タンで(無給油)何km走れるのかを見ていきましょう。

上の画像は、納車されてから今日に至るまでの給油・燃費記録になりますが、平均燃費としては「19.36km/L」とまずまず。

デュアルモーターを搭載したハイブリッドe:HEVだと、先代フリード HYBRIDに比べて燃費性能は向上することが期待されましたが、実際のところは微妙ですし、結局は走り方次第だと思われます。

当方の場合、高速道路で走らせる割合が全体の約6割と高いため、どうしても90km/h以上の速度になると、EV走行比率は大幅に低下してエンジン直結モードで走らせることが多いので、燃費としては悪い方向になります。

ただ、季節別での燃費性能を見ていくと、夏場はエアコンを使用する関係で「19.40km/L~23.83km/L」と振れ幅が大きく、秋頃は「21.16km/L~22.24km/L」と振れ幅は小さめで20km/L超えは安定的。

そして、冬場は暖房・エアコン・15インチスタッドレスタイヤ装着のトリプルパンチにより、「17.83km/L~18.74km/L」と20km/L超えどころか19km/L未満ととんでもなく悪くなるため、あまりe:HEV本来の良さが活かしきれていないように感じたり…

フリードの実燃費は、カタログ燃費の0.85倍程度

ちなみに、私のフリードの走行距離は17,200kmと月1,700kmペースで距離を伸ばしていますが、生涯平均燃費としては「21.6km/L」とやはりまずまず。

改めてフリード e:HEV CROSSTAR・3列6人乗り[2WD]のカタログ燃費を見ていくと…

WLTCモード平均燃費:25.3km/L

WLTC市街地モード燃費:25.7km/L

WLTC郊外モード燃費:27.4km/L

WLTC高速道路モード燃費:23.9km/L

なので、WLTCモード平均燃費の85%程度が実燃費という結果になっています。

いわゆる一般的な見方?とされるであろう「カタログ燃費×0.8」に近い数値となるため、一般的な認識の燃費に比べると僅かに優れている程度ではありますが、カタログ燃費のインパクトがあまりにも強いからなのか、「フリードの燃費が悪く見える」という側面もあるため、この点は結局のところ走り方次第になると思います。

無給油だと900km以上も走行可能だが

そして多くの方が気になるであろうガソリン満タンで何km程度走れるのか?という問題ですが、先程の通り、夏場の場合だと平均燃費23km/Lに到達する場合があるので無給油900km以上走らせることが可能。

反対に冬場になると、18km/L程度の燃費が平均的なので、満タンでも750km付近が妥当なところでしょうか。

ちなみに、フリードの燃料タンク容量は2WDモデルが42Lで、4WDモデルが53Lになるため、どうしても2WDモデルの方が少ない印象になりますが、その分燃費性能が悪化するといった問題があるために、実質的な無給油での航続距離は2WDと4WDで微々たる差なのかもしれません。

2ページ目:フリードが納車されて10か月経過してのリアルなメンテナンス費用・思わぬ出費は?