日本で売れるのか?アルファロメオがブランド史上「最も安価なSUV」となる新型ジュニアのティーザー画像を公開!元々は「ミラノ」として発売される予定だったが…

2024年4月のワールドプレミアから1年以上経過しての日本導入へ!

アルファロメオのエントリーコンパクトSUVでお馴染みとなる新型ジュニア (Alfa Romeo New Junior)。

当初は「ミラノ (Milano)」という名称にて発売される予定でしたが、イタリア政府が国外製造の製品に対してイタリアを連想させる名称の使用を禁止する奇怪な法律があるために、「ジュニア (Junior)」という名称に変更されました。

ちなみに「ジュニア」に変更された経緯に関しては、アルファロメオがモデル名に一般の意見を募るなかで、過去のモデル名である「ジュニア」が採用されたことから、問題として認識されることはありませんでした。

そんな発表・発売前からトラブルが続いていたジュニアですが、遂に日本でも発売されることが明らかとなり、先行ティーザー画像も公開されました。


新型ジュニアの正式発表は2025年6月24日(火)

こちらが今回、ティーザー画像として先行公開された新型ジュニア。

ステランティスジャパンの公式プレスリリースでも公開されている通り、本モデルの先行ティーザー画像が2025年5月13日(火)に公開され、翌月となる6月24日(火)に正式に発表されます。

今回のモデルについてステランティスジャパンは、「イタリアの美学と情熱を凝縮し、アスリートの筋肉美をイメージした躍動的なデザインのアルファロメオ・コンパクトSUVです。取り回しやすいコンパクトなボディに、エモーショナルなイタリアンデザイン、アルファロメオ伝統のドライビングパフォーマンスを詰め込んでいます。パワートレインには、マイルドハイブリッド(MHEV)とバッテリーEV(BEV)の2種類を設定しました」と説明しています。

アルファロメオにとっては「ブランド史上最も安価なSUV」としてラインナップすることになりそうですが、果たして日本市場にて売れるのかどうかは微妙なところで、どこまで上手くPRできるのかが注目されるところですし、あとは価格設定が気になるところですね。

ジュニアのデザインについて

こちらはジュニアのサイドビュー。

ジュニアのデザインについてアルファロメオは、以下のように説明しています。

コンパクトでありながら、スポーティかつ筋肉質な印象のデザイン。

アスリートをイメージして描かれたというシルエットは、曲線をまとった美しい形状が特徴的。

大胆にデザインされた印象的なフロントグリル。人の手と目で仕上げられた彫刻のような美しさ。

コーダ・トロンカと呼ばれる切り落としたようなテールエンド。

イタリアの美学と情熱を凝縮したデザインが、一瞬で見る者の心を奪う。

ジュニアのパフォーマンスについて

続いてのパフォーマンスについては、アルファロメオがこれまでに築き上げてきた走りの技術の集大成でもあり、コンパクトSUVでも充実した走りを提供することに自身を示しています。

「最高のドライビングカー」をコンセプトに開発されたジュニア。

「14:1」という優れたステアリングギア比により、ワインディングも街中も思いのままに駆け抜けるクイックなハンドリングを実現。

高速走行時でも安定感のある走りを実現する高いボディ剛性など、多彩な先進技術が、アルファ ロメオならではの上質かつ熱きパフォーマンスを発揮する。

ジュニアの具体的なパワートレインも判明

続いては、ジュニアのパワートレインについて。

日本仕様に関しては、マイルドハイブリッド(MHEV)と100%電気自動車となるピュアEVの2種類がラインナップされる予定とのことですが、これらのグレードでどれだけの価格差が生じるのかも気になるところです。

ジュニアは、2つのパワートレインを設定。

最高出力156psを発生する電気自動車“Elettrica”。

そして、1.2リットル 3気筒ターボガソリンエンジンと48Vリチウムイオン電池、21kWモーターで構成される総システム出力145PSを発揮するマイルドハイブリッド“Ibrida”。

どちらのパワートレインも、アルファ ロメオならではの上質かつ熱きパフォーマンスを実現する。

2ページ目:新型ジュニアはグレードによってフロントマスクのデザインが異なる?