【衝撃】日本の軽トラに追突した世界限定60台のブガッティ・シロンピュールスポールの修理費がヤバすぎる!ヘッドライト代だけで2,600万円超

改めてブガッティというブランドは、世界の限られたVIPのみが所有できる特別な車であることがわかる

ブガッティが世界限定500台のみ販売したシロン (Bugatti Chiron)。

日本国内だと、実業家の前澤友作 氏やニューガイア(旧芝浦グループホールディングス)の故 新地哲己 氏などが所有していることでも有名ですが、シロンよりも更に希少なモデルなのが、世界限定60台のみ販売されたシロン・ピュールスポール (Chiron Pur Sport)。

本モデルは、従来のシロンに比べてハードスポーツな内外装にチューニングされた特別モデルで、世界でも限られた人物にしか納車されなかった幻のモデルです。

そんなシロン・ピュールスポールの事故車の修理査定を依頼されたYouTuberが、事故したパーツの金額を調査し、とんでもない費用が発生すると明かしています。


修理費だけでとんでもない金額であることが発覚したシロン・ピュールスポール

こちらが今回、海外のスーパーカー修復系に特化したYouTuberのマット・アームストロングチャンネルにて紹介されているシロン・ピュールスポール。

マット・アームストロングは、事故で損傷したランボルギーニやポルシェ、ロールスロイスたちを、独自のノウハウを駆使して修復することで有名な実業家でもあります。

そんなマット氏が、日本の軽トラに追突してフロントバンパーやヘッドライトが損傷したシロン・ピュールスポールを査定し、各種パーツ類がどれぐらいの費用となるのか?「未知の領域」に遂に足を踏み入れることに。

アメリカ・マイアミを拠点とする、コンテンツクリエイターのアレックスG氏が所有しているシロン・ピュールスポールですが、調査依頼を受けたマット氏が初めに調査したのは、損傷している箇所とパーツ代がいくらになるのか?ということ。

少なからず、フロントバンパーやフロント中央の馬蹄型グリル、ヘッドライト、フロントフードボンネット、フロントフェンダー付近、エアバッグが展開されたステアリングホイール、助手席側のダッシュボードなどが修理の対象になっています。

シロン・ピュールスポールの事故の原因は、日本の軽トラに追突

ちなみにこのモデル、当時の車両本体価格は360万ドル(日本円に換算して約5.4億円)と超高額でしたが、現在は台数が極端に少ないとの理由からプレミア価値が付き、どうやら400万ドル(日本円で6億円)を超える個体も存在するそうです。

一方で、追突事故の被害を受けた日本の軽トラは1万ドル(日本円で150万円)未満なので、この価格差に驚く方も非常に多いのではないかと思います。

ブガッティのパーツやメンテナンス費用は、年収数千万円の富裕層でも購入できない程に高額で、実際に新車にて購入するとなると、ブガッティ独自の事前審査が設けられるほど。

ブガッティは、たとえ宝くじで10億円当選したとしても購入できない

つまり、宝くじなどで一時的に10億円という大金を入手したとしても購入することはできず、安定した収入を確保していることや、そのユーザーが社会にも貢献しているという背景・実績がない限り、ブガッティというブランドは顧客に車を販売しないというスタンスを持っているとの情報も(つまり、購入希望の人物像を見て判断している)。

そう考えると、今回の事故したシロン・ピュールスポールも、修理費用がどんなに高額であろうとも、何の問題もなく支払えるだけの財産や安定した収入があることから、中々その情報が世に出回らないのも事実。

今回のような、YouTubeにて公開されるような「シロンのパーツ代はいくらなのか?」というのも、独自のノウハウや信頼を勝ち取ってきたマット・アームストロング氏だからこそ成せる業なのだと思います。

改めてマット氏は、オーナーであるアレックスG氏の保険会社が査定員を派遣する前、どの程度の損害が生じているのかを調査したところ、カーボンバスタブシャシーに「若干の小さな損傷」が見られましたが、おそらく「全損」になるだろうとの指摘。

ただマット氏は、既存のバスタブシャシーは修理できるだろうと考えつつ、確実に交換が必要となる部品の価格も調べていくことに。

マット氏は、過去これまでに何台ものスーパーカーを修理し、さらにはロールスロイス・レイスのマンソリー仕様も解体して復活させた経験があるため、今回のようなパーツ調べはお手の物。

とはいえ、イギリスの知人から提示された修理代には驚愕したそうです。

2ページ目:シロン・ピュールスポーツの驚くべきパーツ代とは?