フォルクスワーゲン新型ID UNYX 08が発表前に完全リーク!ランクル300よりデカい全長5m級ボディで、コンセプト発表から「わずか6ヶ月」で量産化という爆速開発
経営状況が厳しいフォルクスワーゲンにとって、中国のピュアEV SUVは救世主になれるか
ドイツの自動車メーカーでお馴染みフォルクスワーゲン。
同社は第三四半期決算において、営業損益が13億ユーロ(日本円に換算して約2,300億円)の赤字となり、子会社ポルシェの戦略見直しに伴う費用とアメリカの関税が響き、厳しい状況が続いています。
特に、ポルシェの電気自動車(BEV)に関する戦略見直しにより、2025年1月~9月には47億ユーロ(日本円に換算して約8,400億円)の費用を計上し、さらにアメリカの輸入関税による費用は、2025年で最大50億ユーロ(日本円で9,000億円)に達するとの見通しを示しました。
アルノ・アントリッツ最高財務責任者(CFO)は、「こうした影響は今後も続くと思われる」と述べ、まだまだフォルクスワーゲングループにとって険しい道のりが待っていることを示しています。
こうしたなか、フォルクスワーゲンの中国法人より、「フォルクスワーゲンのデザイン言語の面影すら失われたピュアEVクロスオーバー」がリークされました。
中国の合弁企業によって誕生した新型ID UNYX 08とは、一体どんなモデル?

こちらが今回、フォルクスワーゲンとJACモーターズの共同プロジェクトであるフォルクスワーゲン安徽(アンヘイ)合弁会社が発表予定の新型ID UNYX 08 (中国表記:与众08)のリーク画像。
本モデルは、2025年に中国・上海モーターショーにて発表されたID EVOコンセプトをベースにした中国専売モデルで、発表から僅か6か月という短い期間で量産モデルにまで漕ぎつけた、いかにも中国向けらしい一台。
ちなみにこのモデルは、2026年に発売予定で、中国にて着実に成長を続けるフォルクスワーゲンの電気自動車(BEV)ラインナップに加わります。
このモデルの導入は、新型車が猛烈なペースで投入される世界最大のEV市場・中国への、フォルクスワーゲンブランドの継続的な進出を反映しています。
フォルクスワーゲン”らしさ”はなく、中国ユーザーの好みにフォーカスを充てたピュアEV

早速、エクステリアデザインを見ていきましょう。
上海モーターショーにて出展されたコンセプトに非常に忠実で、クリーンで彫刻的なフロントマスクはもちろんのこと、フラッシュドアハンドル(ポップアップドアハンドル)、ブラックアウトされたAピラー、そして力強いリアショルダーが採用されています。
フロントマスクのデザイン言語としては、フォルクスワーゲン本来の要素が無く、如何にも中国向けらしいテイストに仕上げられていますね。

リアデザインはこんな感じ。
少しわかりづらいですが、リアスポイラー下のハイマウントストップランプに配された、光り輝くウルフバッジがクールなアクセントとなっていますね。
リアテールランプや、リアの”VW”バッジもLED点灯する仕組みになっていて、従来の内燃機関モデルではなく、ピュアEVモデルであることを強くアピール。
中国のコンセプトカーから市販車へとブラッシュアップしていく開発スピードは途轍もなく速い

改めて見ると、コンセプトカーから生産モデルへの変更点はごくわずかで、ヘッドライトとテールライトの形状がわずかに変更されたぐらい。
あとは、ボンネットとテールゲートには新しいシャットラインが採用されていて、ADASセンサーの追加装着やドアハンドルの埋め込み、フロントバンパーのインテークとリアディフューザーのライト調整など、いわゆる現実的な要素を追加したぐらい。
トーンダウンではなく、キープコンセプトのまま公道仕様へとブラッシュアップしたというイメージですが、ここまで完成度を高く仕上げられたのも、元々「公道仕様前提でコンセプトカーを開発していたから」だと思われます。

足もとのタイヤアルミホイールはこんな感じ。
21インチの大口径アルミホイールは、ハニカム形状のスポークデザインにブロンズのダイヤモンドカットが施されて高級感を演出。
タイヤサイズも255/45R21インチととにかく大口径タイプで、ブレーキシステムはブレンボ製でシルバーのキャリパーカバーを装着。