【驚異のスピード】プロカーデザイナーが生成AIでレクサス新型EVコンセプトを「僅か1日」でレンダリング!AIはデザインを奪うのか、それとも「作業効率向上」の救世主か

何れは、生成AIによって作られたレンダリング画像が実車として登場する時代が来るかもしれない

2025年12月5日、レクサスがLFAの実質的な後継機種となる新型Lexus LFA Conceptを世界初公開しました。

このモデルは、トヨタ・ガズー・レーシング (Toyota Gazoo Racing)が発表した新型GR GTプロトタイプ/GR GT3プロトタイプと同じアルミニウム骨格をベースにした、ピュアEVスーパーカー。

LFAがV型10気筒自然吸気エンジンを搭載する100%内燃機関モデルとなるため、どうしてもこのモデルと比較すると「何でBEVで発表するの?」と、コアなファンからするとネガティブなイメージになってしまいますが、一方で近未来的なデザインなため、エクステリアの評価は意外と高め。

こうしたレクサスの次世代コンセプトモデルが発表された一方で、「とあるプロのカーデザイナー」が、レクサスの次世代EVコンセプトを「生成AIを使ってレンダリングを作成したらどうなる?」という企画が話題に。

大手カーメディアCARSCOOPSとの企画によって実現した今回のイメージレンダリングですが、その完成度の高さは非常に高いようです。


フォードのプロカーデザイナーが生み出した「Lexus EV Concept」

こちらが今回、とある自動車メーカーのプロカーデザイナーが生成AIを駆使して作成したという「レクサスの次世代ピュアEVコンセプト」のイメージレンダリング。

このレンダリングを作成したのは、アントニン・コーエン (Instagram ID:@space_sketch)氏という人物で、彼はフランス人自動車デザイナーでありながら、現在はドイツ・ケルンのフォード・ヨーロッパに勤務。

それ以前は、韓国・起亜自動車 (KIA)に勤務し、フェイスリフト前の第5世代スポーテージのデザインに貢献しました。

数枚の手描きのスケッチから、生成AIに落とし込んでレンダリングが完成するまでの期間は「僅か1日」

なぜプロのカーデザイナーが、生成AIを用いてカーレンダリングを作成したのか?が気になるかと思いますが、アントニン・コーエン氏曰く「自分自身の視野を広めつつ、生成AIの可能性と向き合いたかったから」とのこと。

もちろん、全くゼロの状態から生成AIを使用したわけではなく、彼自身が数枚の手描きのスケッチからイメージコンセプトを膨らませ、最終的に生成AIによって立体的に落とし込み、高解像度のフォトリアリスティックなレンダリングを作成するという流れ。

しかもこのコンセプトカーは「手描きを初めてから僅か1日」で完成させたそうで、彼自身も「今後のコンセプトカーの作成の手間を省くことができ、作業効率アップにつながる」と述べました。

生成AIは初期のデザインを「瞬時に、簡潔に、確実に伝える」ことができる

彼曰く、「当初は生成AIのファンではなかった」と語るものの、ツールとして実際に何ができるのかをしばらく調べいくうちに「視点が変わった」と認め、そこから生成AIを活用することに。

この技術により、複数の角度から驚くほどリアルなレンダリングを生成することができ、様々な色、素材、環境を素早く検討することが可能に。

これは手作業で構築するという時間のかかるプロセスに巻き込まれることなく、初期のコンセプトをより迅速に伝え、評価する方法としては画期的と説明。

今回のレンダリング作品は、レクサス公式と共に共同開発したものではなく、あくまでも自分自身の手が空いたタイミングで開発した非公式&個人プロジェクト。

未来的なレクサスバッジ付きピュアEVモデルとして、この新技術を徹底的に検証してきました。

今回のプロジェクトの始まりは、洗練された車高の低い3ドアハッチバックをベースにしつつ、フロント・リアを描いた2枚のクォータービュースケッチから作成。

そこからAIが作業を引き継ぎ、彼の創造的なヒントに基づいて、一連のビジュアルを生成しました。

このコンセプトモデルは、流線型で空力特性に優れたスタンスを備えたコンパクトな3ドアハッチバックで、ショートノーズのスーパーカーのような急傾斜のフロントガラスが特徴的。

そして低く設けられたLEDヘッドライトは、フロントエンドに安定感とスポーティさを与えています。

もちろん、生成AIでは効率よくボディカラーを変更することも可能ですし、背景やシチュエーションなども細かく設定でき、すぐに立体的な画像として瞬時に生成してくれるので、わざわざ自分自身で作成しなくても良いのは、作業効率の向上に大きく貢献しています。

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