スズキ新型ジムニーノマドが販売好調!ビッグマイチェンした新型クロスビーは「他社からの乗換え需要」に貢献?フロンクスは「インド製リセール」が壁に?

自動車メーカーで安定した経営のスズキだが、今回の新車販売はどうだ?

一般社団法人・日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会が、毎月更新している新車販売・登録台数ランキング。

前回のブログでは、2026年1月度の最新ランキングを紹介しました。

以前は、ホンダ車や日産車、そしてトヨタ車に焦点を当てての分析・考察をしてきましたが、今回はスズキ車のランキングに焦点を当てていきたいと思います。

加えて、スズキディーラーにて取材させていただいた情報も盛り込んでいけたらと思います。


2026年1月度のスズキ車の新車販売・登録台数ランキングはこうなっている

それでは早速、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングをベースにしつつ、スズキ車のみをピックアップしたランキングを見ていきましょう。


【2026年1月度のスズキ新車販売・登録台数一覧】

  1. スペーシアシリーズ:14,048台(前年対比94.4%)
  2. ハスラー:7,130台(前年対比92.3%)
  3. ジムニーシリーズ:6,322台(前年対比289.9%)
  4. ワゴンRシリーズ:4,958台(前年対比87.1%)
  5. ソリオシリーズ:4,456台(前年対比77.6%)
  6. アルト:3,838台(前年対比78.1%)
  7. ジムニー(軽自動車):2,812台(前年対比64.2%)
  8. クロスビー:2,205台(前年対比240.7%)
  9. エブリイワゴン:1,674台(前年対比102.4%)
  10. スイフト:1,559台(前年対比65.2%)
  11. フロンクス:1,044台(前年対比75.2%)

以上の通りとなります。

ちなみに上の一覧の赤太字で記載された車種は、前年対比で100%を超えている(プラスになっている)車種になります。

今回のランキングにて、個人的に気になった車種をいくつかまとめていきたいと思います。

新型ジムニーノマドは過去トップクラスの販売・登録台数を記録

まず、今回のランキングで最も注目したいのがジムニーノマド/ジムニーシエラ。

販売・登録ランキングにおいては、「ジムニー」と表記されているものの、実際のところは5ドアタイプのジムニーノマドと、3ドアタイプのジムニーシエラの合算値になります。

しかも、普通乗用車ランキングにおいて、日産セレナ (Nissan Serena, C28)やホンダ・ヴェゼル (Honda Vezel)を上回る6,322台を販売し(前年同期比289.9%は驚異的!)、しかもトップ10にランクインするほど。

ジムニーシリーズで月販台数6,000台を突破したのは、今回が初めてであり、過去最多台数になるわけですが、その背景には大量のバックオーダーを抱えるジムニーノマドの増産(月産1,200台 → 3,300台)対応があったから。

ちなみに、私がいつもお世話になっているスズキディーラーからの情報によると、ジムニーノマドの生産は順調に進んでいるそうで、2026年1月上旬時点で残りのバックオーダー数が2万台を切っていたとのこと。

月産目標台数が3,300台になるため、当初の計画である2026年6月8日までにバックオーダー全てを生産し切るのであれば、現在のペースでも十分に間に合うので、その後は同年7月1日に発売される2型への生産を切り替えるのみとなります。

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