スズキ新型ジムニーノマドが販売好調!ビッグマイチェンした新型クロスビーは「他社からの乗換え需要」に貢献?フロンクスは「インド製リセール」が壁に?
(続き)スズキに限定した、2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングを分析・考察してみる
引き続き、国産車の2026年1月度の新車販売・登録台数ランキングを参考に、スズキ車に焦点を当てての分析・考察をしていきたいと思います。
新型クロスビーは想定していた程の売上ではない?

続いては、月販台数2,205台で、前年同期比で240.7%と飛躍的に販売台数を伸ばしているクロスビー (X-BEE)。
本モデルに関しては、2025年10月に待望のビッグマイナーチェンジ版が発売され、エクステリアデザインの刷新に留まらず、デジタルメーターの採用であったり、パワートレインの変更、そして電動パーキングブレーキ[EPB]+オートブレーキホールド[ABH]機能が採用されました。
こうした商品力の大幅アップデートにより、ビッグマイチェン前のクロスビーからの乗り換えであったり、軽自動車タイプのハスラーからの乗り換えも期待されたわけですが、私がいつもお世話になっているスズキディーラーからの情報によると、どうやらそういったリピーター需要は低いそうです。
実は新規顧客の獲得に一役買っている新型クロスビー

そうなると、一体どんなユーザーが購入しているのか?確認してみると、意外にも新規顧客からのオーダーが半数以上を占めているそうで、ダイハツやホンダ、マツダ、三菱、トヨタからと、幅広い層からの乗り換えが多いそうです。
スズキとしては想定外?のように感じられますが、一方でクロスビーというモデルが新規顧客の拡大に一役買っていることを考えると、これはこれでスズキにとってはラッキーだったのかもしれませんね。
何かと話題のフロンクスは好調とは言え無さそうだ

続いて、スズキのBセグメントSUVでお馴染みとなるフロンクスを見ていきましょう。
ホンダ・ヴェゼル/WR-Vや、トヨタ・ヤリスクロス、マツダCX-3に対抗する新たな一台で、バレーノの後継機種になります。
そんなフロンクスは、価格帯や装備内容のバランスを考えると、主力モデルのソリオ/ソリオバンディットやスイフトよりも、販売台数を伸ばしても不思議ではないところですが、今回のランキングを見ると1,044台で、前年同期比で75.2%と伸び悩んでいます。
私がお世話になっているスズキディーラーでも、フロンクスの商談自体は複数件あるものの、やはりヤリスクロスやヴェゼルと悩まれる方が多いそうで、結果的に他社に流れてしまうケースがほとんど。
商談が流れる原因はリセールか?

商談が流れてしまう背景には、リセールも大きく影響しているのだと思われ、特にヤリスクロスやヴェゼルのリセール率は高めですから、フロンクスだとどうしても躊躇してしまうところなのかも。
あとは、国内生産ではなくインド生産からの輸入モデルになるため、「インド製」というところに若干の抵抗が感じられるのかもしれませんね。
【余談】既存のフロンクスオーナーからは「シートベルトもの欠陥」に関する問合せがあるようだ

そして、これは完全な余談になりますが、2025年12月より海外を中心に何かと騒がれているフロンクスのシートベルト欠陥について。
今のところ、この欠陥が原因で「フロンクスの購入検討を辞退する」といった話は無いとのことですが、しかしフロンクスが納車されているお客さんからは、「うちのフロンクスのシートベルトって大丈夫なんですか?」といった話があるそうです。
現時点で、スズキ公式からも「シートベルトに関する欠陥をどのように対応するか」は全く考えていないそうで、特に対策品に交換するようなリコールなどの対応は無いとのことです。
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