【オーナーの本音】2026年改良版・新型フリードに望む4つの改善案。なぜ格下WR-Vにできてフリードにできない?ホンダの不可解な装備格差を斬る

ホンダの主力モデルだからこそ、もう少し戦略的なモデルに仕上げてほしいところだが…

ホンダのエントリーコンパクトミニバンでお馴染みとなるフリード (Honda FREED)。

2024年6月に3代目としてフルモデルチェンジを果たして1年9か月が経過しますが、2026年夏頃には「2回目となる一部改良」が行われる予定です。

そのため、2026年春頃には現行モデルが受注停止になる予定。

2026年モデルの新型フリードに関しては、AIR EXをベースにした2列5人乗り仕様や、特別仕様車BLACK STYLEが追加される予定ですが、一方で現行フリード e:HEV クロスター (New FREED e:HEV CROSSTAR, GT6)・3列6人乗り[2WD]を所有するオーナーから見て、「ここを改良・変更してほしい」と思う部分があります。

具体的に2026年モデルでは、どのような改良を望むのかチェックしていきましょう。


ACCとLKASをそれぞれ個別で使えたら最高

まずは、フリードにてアダプティブクルーズコントロール[ACC]とレーンキープアシストシステム[LKAS]を独立して使えるようにしてほしいということ。

これは実際に普段使いしているオーナーの立場から言わせていただくと、日本の自動車メーカーで唯一「アダプティブクルーズコントロールと車線逸脱抑制するハンドル支援を独立して使用できるのはホンダ車だけ」なんですね。

つまり、アクセル操作は自身で行うことができ、ハンドル操作は自動で行ってくれるトルクセンサー式なので、「ホンダのクルコンのポンコツ精度に辟易している」方にはオススメ。

ただし、この独立した機能は「ホンダ車全て」で活用できるわけではなく、あくまでも一部の車種のみで、しかしその厳密なすみ分けができていないのがホンダの良くないところ。

たとえば、Bセグメントモデルよりも上のモデルであれば「ACCとLKASをそれぞれ独立して使用できる」ということであれば理解できるのですが、BセグメントSUVのWR-Vは独立で活用できるのに、なぜかフリードではACCとLKASがセットじゃないと使えないんですよね。

なので、次回2回目となる一部改良では、是非ともこれらの機能を独立して活用できるようにしてほしいところです。

上位グレードだけでもステアリングヒーターを装備してほしい

続いて、こちらも個人的に装備してほしいのがステアリングヒーター。

現行フリードでは、シートヒーターは備わっているものの、残念ながらステアリングヒーターの設定は有りませんし、メーカーオプションの設定も無し。

競合モデルとなるトヨタ・シエンタ (Toyota New Sienta)では採用されている快適装備なのですが、なぜかホンダでは積極的に採用しない機能の一つなんですよね。

おまけに、これも先ほどのACCとLKASの件と同じなのですが、なぜフィット4 (FIT4)やヴェゼル (VEZEL)の上位グレードではステアリングヒーターを装備するのに、フリードや600万円近くもするアコード (ACCORD)、そして600万円超えのプレリュード (New Prelude, BF1)、そしてミニバンのステップワゴン (STEPWGN)やオデッセイ (ODYSSEY)に採用しないのかが疑問。

これはホンダの装備内容に不満があるというよりは、ホンダのヒエラルキーやすみ分けがあまりにも曖昧なので、本来装備すべきモデルに装備されていないという不満が、ホンダ最大の欠点だと思うんです。

「何が上位モデルに必要な装備なのか」が明確に定められていないから、現在のような一貫性のない商品力になっているのだと思いますが、もう少し競合他車の装備内容を研究しつつ、一貫した充実度に仕上げれば、よりユーザーからの満足度は高まると考えています。

2ページ目:現行フリードにて、なぜか設定されないデジタルインナーミラーや寒冷地仕様など