またもや排ガス不正?アウディのディーゼルモデルがリコール

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、アウディの上位グレードとなる欧州向け「A7スポーツバック」と「A8」がリコール。

同車は、排ガス不正の疑いの指摘を受け、この数か月間、特定の運転条件において、複数のエンジンとトランスミッションの組合せで、排出ガス調査を行ってきた模様。
その結果、ユーロ5排出ガス基準に基づいて認定されたV6およびV8ディーゼルエンジンを搭載した2010~2013年モデルのA7スポーツバックとA8の一部に、NOx排出量が規制値を20~100%上回る場合があることが判明。


その理由として、アウディによるとエンジン速度がエンジンの排気に悪影響を及ぼす恐れのあるトランスミッションソフトウェアの影響を受けているためであるとのこと。

これを受けてアウディは、ドイツの連邦自動車交通局との間で、リコールを行うことで合意。

対象となるのは、「A7スポーツバック」「A8」を合わせて2万4000台。
そのうち、1万4000台がドイツで登録されているとのこと。

リコールは2017年7月に開始される予定で、ソフトウェアのアップデートをおよそ30分かけて実施するリコール作業を行うとのことです。