かなり希少なオールブラック仕様の「エンツォ・フェラーリ」がオークションにて登場予定。予想落札価格は2.4億円

2020-05-26

モントレーにて開催されるRMオークションに、かなり希少なオールブラック仕様の「エンツォ・フェラーリ」が出品予定となっています。
「エンツォ・フェラーリ」は、フェラーリが創業55周年を記念して製造したモデルで、先代の「F40」「F50」に続く”21世紀最初のスペチアーレモデル”&V12ミッドシップマウントを搭載した世界限定399台のみ生産された個体となります。

ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」をデザインしたのは日本人の奥山清行 氏であることもかなり有名ですね。


今回出品予定となっている個体は、殆ど生産されていない希少なブラックのボディカラーで、内装ももちろんオールブラックとなっています。

「エンツォ・フェラーリ」は、これまで注文された個体のほとんどがレッドカラー(レッド・コルサ)で、その次にホワイトやイエローといったカラーがオーダーされていましたが、ブラックカラーを選択したオーナーはほんの十数台のみ。

足回りにおいても、さすがにホイールまではブラックペイントされていなかったみたいですが、ブレーキキャリパカバーは安定のブラックで、ブレーキもカーボンとなっているためある意味ブラック仕様。

これは純正ですが、エンブレムの跳ね馬ももちろんブラック。

インテリアもガッツリとブラックカラー(カラードステッチはイエロー)ですが、この角度から見る「エンツォ・フェラーリ」の迫力たるやとんでもないですね。

インテリアシートはブラックのレザーで、シートバックもブラックのカーボン。
さりげなくデザインされたイエローのダイヤモンドステッチが中々にオシャレですね。

ステアリング周りやセンターコンソール、ダッシュボード周り等もブラックであり、大量のカーボンが使用されていますね。

リヤエンジンボンネットの内側にも全面的にカーボンを使用しています。
ちなみに、「エンツォ・フェラーリ」のパワートレインは、排気量6.0L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力660ps、最大トルク657Nmを発揮します。

なお、この個体は元々2004年にドイツにて納入されたもので、今日までに2オーナーが所有しており、走行距離は約22,000km走行済み。
ちなみに、予想落札価格は2.4億円と言われています。

Reference:CARSCOOPS