インデン・デザインがメルセデスベンツAMG「SLS」をチューン。+60馬力でオシャレにカスタム

2020-05-26

ドイツに拠点を置くチューナーのインデン・デザインが、メルセデスベンツAMGのハイパフォーマンスモデル「SLSブラックシリーズ」風に激しくカスタム。
「SLSブラックシリーズ」と言えば、「SLS」をベースにした限定生産者で、パワートレインの排気量6.2L V型8気筒自然吸気エンジンをそのままに、最高出力571ps→631psと向上しながらも、なぜか最大トルクは650Nm→635Nmに下がるという不思議なモデルではありますが、0-100km/hの加速時間はベースモデルの3.8秒よりも0.3秒も速い3.5秒となります。


今回、インデン・デザインがカスタムした部分としては、フロントに新たなエプロンを装着し、メルセデスエンブレムとその周りに加飾されたメッキを完全にブラックアウト。
おまけにフロントグリルのメッシュ部もブラック化することで、ステルス感を向上させたとか。

リヤデザインにおいても、パッと見では大きな変更箇所がわからないようにも見えますが、こちらもリヤエンブレムやAMGバッジ等もブラックアウトし、下回りにおいてはより露出したカーボンとアップリヤバンパー、オールカーボンファイバウィング、サイドスカートのセットも装着。

足回りにおいても、スポーツ専用サスペンションを装着することでローダウン化を図ることで重心を低くし走行性能を向上。更には走行時のダンパーの減衰力を大きくすることで、最適な乗り心地へと仕上げたとのこと。

ホイールはフロント・リヤ共に20インチのBBSホイールを装着。

なお、エクステリア以外にもステンレススチールの装着によるエキゾーストシステムの設定やKWコイルオーバーを追加し、エンジンにおいてもチューニング処理しており、パワートレインはそのままに、「SLSブラックシリーズ」と同様に最高出力631psまで向上しています。

Reference:CARSCOOPS

シンプルだけと過激な一台!
関連記事:意外とシンプル。ブラバスが、メルセデスベンツAMG「SLS・ロードスター」専用キットを公開に(2017/4/30投稿)

ドイツのチューニングメーカであるブラバスが、このたび、メルセデスベンツAMG「SLS・ロードスター」専用ボディキットを開発。
かなり希少なモデルに対する専用キットとなりますが、基本的には、フロントスポイラーとリヤディフューザーのエアロキットと40%の重量化に成功したチタン製マフラが装着されています。

また、今回のブラバス仕様に合わせて、約40mmのローダウンと、ノーズリフトシステムを導入。
レッドカラーのブレーキキャリパカバーは標準ですね。

なおエンジンチューニングにおいては、排気量6.2L V型8気筒エンジンはそのままに、最高出力を571ps→611ps、最大トルク650Nm→850Nmまで向上させ、0-100km/hの加速時間は3.7秒となっています。