世界にたった一台のみ。ブラックとゴールドのワンオフモデル・ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」が納車

2020-05-26

世界限定500台のみ生産されたハイパフォーマンスモデル・ランボルギーニ「アヴェンタドールSV」の最後の1台が遂にアメリカのビバリーヒルズにて納車しました。

最後に納車した500台目の個体は、世界でたった1台しか存在しないワンオフモデルとなっていて、そのボディカラーは何とも特殊なゴールドとブラック(もちろんランボルギーニ純正オプションのアド・ペルソナムシステムをフル活用)となっており、本来ならばブラックであるべきフロントバンパーやサイドスカート、ビッグ”SV”ステッカー、ディアンサスホイール(フロント20インチ、リヤ21インチ)をゴールドに仕上げた過激カスタムとなっています。


ちなみに、標準ではマットカーボンファイバを使用しているリヤディフューザーやリヤウィング、ダクトについては、全てグロスカーボンに置き換えられており、こちらについては相当なオプション費用になっていると思われます。

インテリアについては、ブラックのアルカンターラとレザーのバイマテリアルシートになっていて、その中になるブランディングパッケージ(ヘッドレストの刺繍)やステッチについてはゴールドを使用。

なお、具体的なオプション総額は不明ながらも、軽くポルシェ「911カレラ」を購入できるとのことで、車両本体を合わせると、約7,000万円は超えてもおかしくなさそうですね。

Reference:CARSCOOPS

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スコットランド・エジンバラにて納車されたランボルギーニ「アヴェンタドールSV・クーペ」。
こちらの個体は、世界限定600台の中で最後の600台目のオーダー品であるとのことで、オプション等含めて約2,400万円の費用がかかった「アヴェンタドールSV」史上最高額の(正規ディーラ経由での)カスタマイズモデルになるとのこと。

特に一番注目すべきなのは、ランボルギーニの完全オーダーメードシステムとなる「アド・ペルソナム」において作成された”リキッド・メタルブルー”という超特殊カラーで、これはポルシェ「918スパイダー」にも採用されている12層にも塗られた最高峰の塗装技術であるとのこと。

そのため、このボディカラーだけで約800万円というとんでもない金額が発生しており、ポルシェ「718ケイマン」(約770万円)が購入できてしまう程。

ちなみに、「アヴェンタドールSV」といえば、ボディカラーとのメリハリを付けるために、ロアパーツはブラックまたはカーボンファイバ製となっていますが、それらも全てボディカラーと同色の”リキッド・メタルブルー”にペイントされ、中央4本出しのマフラやホイールに至っては24金が使用されています。

なお、この個体を完成させるために、ランボルギーニ・エジンバラは、本国のイタリア本社に対して、合計20時間を超える電話説明、イタリア本国への度重なる訪問・打ち合わせにより完成した超大作であり、ランボルギーニ史上最高の自信作とコメントしています。
余談ですが、オプション込でのこの個体の価格は約8,000万円にも上るとのことです。