アルファロメオ「ジュリア・クアドリフォリオ」の純正オプション・標準キットが一部追加され値上げへ

2020-05-27

アルファロメオのスポーツセダンとして9月6日に発表される「ジュリア」ですが、発表を前にして最上位グレードとなる「ジュリア・クアドリフォリオ」がのオプションが若干値上げすることが判明。
これは、CarsDirectが説明した内容になりますが、約17万円分の2種類のオプションとなるスタンダードキットが約18万円と若干値上がりするとのこと。

そのオプション内訳は、14個のスピーカが搭載するHarmon Kardonプレミアオーディオシステムと自動緊急ブレーキ付前方衝突警告機能(プリクラッシュセーフティシステム)という機能がセットになっているのですが、その中でHarmon Kardonプレミアムオーディオシステムのスピーカ数を14個→16個に増やすとのことで、その2個の追加分が約1万円加算されるとのことです。


なぜそのようなことをしてしまったのかは不明なのですが、一部の噂では14個のスピーカ数ではユーザを満足させられるようなサラウンドシステムを提供できないのでは?というクレームを受け、スピーカ数を増やしたのではないか?という何とも決定打に欠ける理由ではありますが、いずれにしてもこの1万円分は少額ながらもちょっと納得のいかない値上げではありますね。

ちなみに、日本での「ジュリア」のグレード(4種類)と価格帯は以下の通りとなっています。

①ジュリア(GIULIA)・・・4,460,000円(税込)
②ジュリア・スーパー(GIULIA SUPER)・・・5,430,000円(税込)
③ジュリア・ヴェローチェ(GIULIA VELOCE(LHD))・・・5,970,000円(税込)
④ジュリア・クアドリフォリオ(GIULIA QUADRIFOGLIO)・・・11,320,000円(税込)

基本的に①~③の「ジュリア」は、排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載するモデルで、①と②は最高出力200ps、③は最高出力280psを発揮します。
④は排気量2.9L V型6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力510ps、最大トルク600Nmを発揮。0-100km/hの加速時間は3.8秒で、ニュルブルクリンクでのラップタイムは7分32秒という好成績をマークしたハイパフォーマンスセダンとなっています。

Reference:autoevolution