1932年式のフォード「デュース」にフェラーリ「F40」のエンジンを搭載した900馬力超えのモンスターマシンが登場。約3,000万円にて

2020-05-27

1932年式のフォード「B型(別名:デュース)」にフェラーリ「F40」のV8ツインターボエンジンをフロントにダイレクトに搭載したクレイジーモンスターが、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスにあるMP Classics Worldディーラにて約3,000万円にて販売中。
しかもこの個体、「F40」の排気量3.0L V型8気筒ツインターボエンジンを更に改造し、ターボチャージャーをセッティングすることで最高出力478ps→950psへとチューンアップ。
フロントフェンダー付近やホイールにはプランシングホースのイエローバッジも貼付され、完全にフェラーリを意識した一台となっていますね。


この個体、エンジンスワップしただけに留まらず、各種パーツも諸々リプレイスしており、例えば独立したリヤサスペンションとレースクラッチ付の6速Tremecマニュアルギヤボックスを搭載し、更にはフロント・リヤアクスルのディスクブレーキについてもスリックとKWサスペンションレースショックを搭載しすることで18インチ大口径とF1専用タイヤを装着。

インテリアの写真は公開されていないものの、レースロールケージや5点式ハーネス付バケットシート、パワーウィンドウ、Dakotaデジタルゲージなども搭載しており、意外にもアナログな部分は排除。
外観や内装、エンジン全てにおいて非常にコンディションは良く、過激な走行も可能とのことで、間違いなくサーキットにて盛り上がる最高の一台となっていますね。

ちなみに、フォード「B型」といえば、元アイドルグループSMAPの草なぎ剛さんの愛車(だった?)としても有名で、彼もまたかなりの旧車好きでありながらもマニアックなカスタムも施す程のカーマニアでもありますね。

Reference:motor1.com