アウディCEOのステファン・ヴィンケルマン氏が来年1月1日にブガッティCEOに就任することが決定

2020-05-27

以前から噂となっていた元ランボルギーニCEOであり、現アウディCEOのステファン・ヴィンケルマン氏が、来年2018年1月1日より正式にブガッティの新CEOとして就任することが確定しました。
同氏は、今年末に退職が決定しているウォルフガング・デュルハイマーCEOの重役位を受け継ぐこととなり、ウォルフガング・デュルハイマーCEOはこれまでのベントレーやポルシェ、ジャガー・ランドローバーといった数多くのパワーブランドのヘッドとしての重役を無事に遂行。


ウォルフガング・デュルハイマーCEOは、これまでポルシェ「911」や「カレラGT」「パナメーラ」「カイエン」、ブガッティ「シロン」、ベントレー「ベンテイガ」「コンチネンタルGT」といったフォルクスワーゲングループの最も重要なモデルの一部を担当し、同メーカに大きく貢献。

フォルクスワーゲングループのマティアス・ミュラー氏も「彼の引退は受け入れる。彼が18年間に渡ってフォルクスワーゲングループの様々なポジションにて優れた仕事をしてくれたことに心から感謝している。 ブガッティでは「ヴェイロン」の販売に成功し、「シロン」の発展にも大きく貢献した。彼は、フォルクスワーゲングループ・ブランドに大きな刺激と革命を切り開いてくれた」とコメント。

一方のステファン・ヴィンケルマン氏に対しては、過去に11年間ランボルギーニCEOを務めてきた功績を讃えており「彼は、スポーツカーの専門家であると同時に、長年に渡って顧客に魅力的な製品を送り続けて来た実績を持っている。ランボルギーニでの成功をもとにして、ブガッティをさらに発展させてくれると信じている」とコメントし、ブガッティCEO就任後の大きな期待を寄せ、今後の更なる発展と「シロン」を超える最強モデルを市販化することへの期待が高まっています。

Reference:CARSCOOPS