こんなモデルも登場していた。まるでブガッティ「ヴェイロン」風のプジョー「4002」【動画有】

2020-05-26

プジョーが、過去にドイツ・フランクフルトモーターショー2003にて発表したコンセプトモデル「4002」。
こちらの個体、モデルイヤーとしてはフォルクスワーゲン「ゴルフV」と同じぐらいに登場しているわけですが、その特徴的なラジエーターグリルの起源は1936年に登場した究極の変態モデル「402」をモチーフにしたデザインとなっています。

元々この個体は、当時コンセプトレンダリングのタイトル「ライオン」と名付けられたデザイン画でしたが、プジョーのエンブレムでもあるライオンをそのまま車に反映させることと、今後の象徴ともいえる一台とするため、プジョー自らが1:1スケールの個体を製作した模様。


その個体が実際に当時のドイツ・フランクフルトモーターショー2003にて登場したわけですが、何ともこのデザイン(スタイリング)がブガッティ「ヴェイロン」にそっくりの何の。
同じフランスメーカということもあってか、どことなく統一感のあるスタイリングやラジエータグリルはまさしくブガッティ風で、近未来的でありながらもスポーツ性能も相当高いであろう評価を得ていました。

そんな「4002」には、レトロ風味の21インチホイールを装着しミシュラン製スポーツタイヤ、特徴的なスウォープボディにはガラス繊維とアルミニウムを混合した特殊なボディを実現。
サイドミラーはまるで動物の耳のような配置となっており、これで本当に両サイド確認できるの?と思える程に非日常的でありながらも近未来感が高い一台でしたね。

【Peugeot 4002 – Amazing Concept Car】

Reference:motor1.com