BMWが140万台以上の大規模リコールを発令。「3/5シリーズ/Z4」のほとんどが火災発生の恐れ有

2020-05-26

 

BMWは、アメリカにて販売している車両において火災の発生リスクが非常に高いとして、「3/5シリーズ/Z4」等のモデル約140万台以上のリコールを発令した模様。
これについてBMWは、2006年から2011年の間に製造された車両のほとんどが対象であるとして、それらの車両が火災を発生させる要因として加熱する可能性がある空調システムの配線と、クランクケースの換気バルブが短絡し、PCVを溶融させ火災の発生に至らせる恐れがあるとしてリコールを発令。


今回リコールの対象(空調システムの配線)となっているモデルは、2006年~2011年に製造された「323i」「325i」「325xi」「328i」「328xi」「330i」「330xi」「335i」「335xi」「M3」、2007年~2011年に製造された「328i xDrive」「335i xDrive」「335is」、2009年~2011年に製造された「335d」が対象。

続いてPCVに関するモデルは、2008年~2011年に製造された「128i」、2007年~2011年に製造された「328i」「328xi」「328i xDrive」「525i」「525xi」「528i」「528xi」「530i」「530xi」「X3 3.0si」「X3 xDrive30i」「X5 xDrive30i」「Z4 3.0i」「Z4 3.0si」「Z4sDrive30i」が対象となっています。

なお、これら対象の個体は、火災の危険性が高いとして屋内での駐車を避けるよう促しているとのこと。

Reference:CARSCOOPS