ケーニグセグ「アゲーラRS」が0-400-0km/hにて更に記録更新。「レゲーラ」は更に上を行く模様【動画有】

2020-05-27

ケーニグセグは以前、アメリカ・ネバダ州にあるラスベガスとパーランプの間にある区間道路(160号線)を完全閉鎖し、ブガッティ「ヴェイロン・スーパースポーツ」の持つ公道最速記録430km/hに対して、447km/hというとんでもない記録にて更新しましたが、更に同車は併せて0-400-0km/hの記録にも挑戦し、これについてはブガッティ「シロン」の記録である41.96秒を大幅に上回る33.29秒にてフィニッシュ(約20%短縮)したことが明らかとなりました。


ちなみに、この0-400-0km/hの記録については、ケーニグセグは今回で2回目の挑戦となり、その際もブガッティ「シロン」よりも速い36.44秒を記録し世界最加減速記録を持つ個体となりました。

【関連記事】
ケーニグセグ「アゲーラRS」が0-400-0km/hにてブガッティ「シロン」の記録を大幅更新。圧倒的な加減速力を動画にて【動画有】
ブガッティ「シロン」陥落。ケーニグセグ「アゲーラRS」が公道最速の447km/hを記録

もちろん、今回ケーニグセグが作りだした記録を打ち負かそうとしているのが、ヘネシー「ヴェノムF5」。
この個体は、0-400-0km/h並びに最高時速の記録を更新するために作られた専用モデルで、ヘネシーパフォーマンスが公開する最高時速483km/hが本当に公道上で更新されるのかが見ものとなっています。



ただ、「ヴェノムF5」よりも更に上を行こうとしている個体が、ケーニグセグ初のPHVモデルとなる「レゲーラ」で、この個体は排気量5.0L V型8気筒ツインターボエンジン+リア左右モーター+クランクシャフトモーターを搭載することで最高出力1,500ps以上、最大トルク2,000Nmととんでもないスペックを発揮。
0-400km/hの加速時間はわずか20秒と圧倒的で、理論値上では0-400-0km/hの加減速時間は30秒以内にてフィニッシュする可能性が高いとのこと(「アゲーラRS」よりも約4秒速い)。

恐らく今後は、ヘネシー「ヴェノムF5」とケーニグセグ「レゲーラ」の一騎打ちになるかと思われますが、これらの個体が一体どれだけブガッティ「シロン」を突き放していくのか非常に見ものとなっています。

【Koenigsegg Agera RS Nevada High Speed Run 0-400-0】

Reference:CARSCOOPS