ベントレーの新型レーシングモデル「コンチネンタルGT3」のイメージ画像が公開に。ロードカーベースながらも1,000kg近くの軽量化

2020-05-26

ベントレーとWRCにてフォードワークスとして知られるMスポーツとのパートナーシップによって生み出されてきた「コンチネンタルGT3」の最新イメージ画像が公開に。
この個体は、レーシングモデル専用として公開が期待されていますが、「コンチネンタルGT」のアルミニウム集約型をベースとしており、車体重量は1,300kg以下とベースカーのよりも約1,000kg以上(軽自動車1台分)もの軽量化を図るとのこと(この辺りは前モデルの「コンチネンタルGT3」と同様)。


システム的には、新たな吸排気系を採用し、ドライサンプ式の潤滑システムを備えた排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力550ps以上を発揮。
駆動方式においては、GT3のレギュレーションに準じて四輪駆動(AWD)からトランスアスクルの後輪駆動(FR)へと変更。
更には、ロードカーよりも更なるダウンフォースを発生するような専用設計が行われる予定となっています。

なお、この「コンチネンタルGT3」は、来年の4月22日にイタリア・モンツァにて開催のブランズインGTシリーズエンデュランスカップの開幕戦にて世界デビューを果たし、今年優勝したタイトルを死守するための重要な一台となっています。

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Reference:CARSCOOPS