ポルシェの次期「911GT3RS」は排気量4.0L→4.2Lへ?マニュアルも設定無しの可能性も

2020-05-26

ポルシェの次期ハイパフォーマンスモデル(フェイスリフト版)となる「911GT3RS」のスペックについて、新たな情報が公開に。
まず、先日ドイツに捕捉された開発車両のデザインを確認していくと、カモフラージュはほとんど無いフルヌード状態で、全体的なスタイリングとしては、やはりかなり引き締まったボディラインが特徴となっていますね。
大型リヤウィングについても、ウィングもパネルがボディに沿うようなアーチ状に改良され、より強力なダウンフォースを得るための再設計が施されている模様。


また、注目されるパワートレインにおいては現行モデルが排気量4.0L 水平対向6気筒自然吸気エンジンを登載し、最高出力500psを発揮しますが、今回のフェイスリフトモデルにおいては排気量が0.2L増加する4.2Lになるとの情報も。
しかしながら、最高出力においては未だ明確な情報が公開されていないものの、現行モデルよりも高い数値(500ps以上)にてチューンアップされる可能性は高いでしょうね。

トランスミッションにおいては「911R」ないしはピュアモデルの911と同様のマニュアルが採用される可能性が低く、PDKのみを採用するとの情報も。
この点については、まだまだ明確な情報が開示されていないものの、ポルシェ・ロードモデル開発部門に属するアンドレアス・プレウニンガー氏曰く「新型のRSモデルにマニュアルトランスミッションを設ける可能性は低い」とコメント。

やはり電子制御によるミクロ単位のシフトチェンジが可能なPDKを採用することで、加速性能向上並びに加速時間の短縮を図ることが出来、敢えてマニュアルトランスミッションによる手動域でのギヤチェンジともなれば、加速性能はPDKに比べて遅くなることは確実(最低でも0.2秒は遅く)となり、積極的なマニュアルの導入の可能性は低くなりそうですね。

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Reference:autoevolution