「テスラ・キラー」復活か?リマック最強の次期EVモデルはテスラ「ロードスター」を凌駕する?

2020-05-26

クロアチアの新興メーカであるリマックは、システムトータル出力1,088ps、最大トルク1,600Nmを発揮する計4基の電気モーターと、一回の充電にて300Km/hの走行が可能な82kWhの容量のリチウムニッケルマンガンコバルト酸化物のバッテリーパックを搭載したEVスーパーカー「コンセプト・ワン」をラインナップしていますが、同社の2018年前半に登場予定としている次期EVモデル「(仮)コンセプト・ツー」が登場する可能性を示唆。


リマックといえば、アメリカのEV自動車メーカ・テスラを最大のライバルとする「テスラ・キラー」としても有名で、今回テスラから新たに発表された0-100km/hの加速時間1.9秒を実現する「ロードスター」の登場は、リマックにとって間違いなく大きな衝撃を与えた一台だったのではないかと推測。

恐らく、「ロードスター」を超える一台を発表してくる可能性は高いと思いますが、以前リマックより発表された「(仮)コンセプト・ツー」のスペックは、0-100km/hの加速時間が2.5秒(前モデルよりも0.1秒速い)、システムトータル出力は1,224psというハイパーカー並のパワーを所持。

一方のテスラ「ロードスター」の詳細スペックは明らかとなっていませんが、上記の「(仮)コンセプト・ツー」よりも加速性能に優れていることを鑑みると、システムトータル出力と車体重量バランスが両立され、1キロ台のパワーウェイトレシオを所持する個体であることは想像できそうですね。

あとは価格についてで、こちらについてはやはり「ロードスター」を競合とするなれば、約2,400万円という近い価格帯にて勝負しなければなりません。
しかしながら、以前の「コンセプト・ワン」は約2.9億円とブガッティ「シロン」並の価格帯で設定されていたため、ある意味一番の大きな壁はここにありそうですね。

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Reference:autoevolution