マツダの新型「アテンザ/Mazda6」が遂にアンヴェール。250馬力・4気筒ターボ搭載のハイエンドモデルに

2020-05-26

昨日より開催中のアメリカ・ロサンゼルスオートショー2017にて、以前から発表から期待されていたマツダのフェイスリフトモデル「アテンザ/Mazda6」が遂に世界初公開となりました。
この個体は、以前東京モーターショー2017にて発表された「ヴィジョンクーペ・コンセプト」に比べてエキサイトする個体ではないものの、マツダモデルの中でも上質且つ他社競合モデルを大きく意識したライバル車両として登場することは間違いなさそう。

っというのも、今回登場した新型「アテンザ/Mazda6」は、トヨタ「カムリ」やホンダ「アコード」といったセダンタイプの中でも最も競争力の高い分野に位置しており、しかも他社モデルはハイブリッドモデルを搭載しているにも関わらず、同車に関してはハイブリッドを搭載せずターボにて勝負するという男気溢れる一台となっています(ある意味マツダらしい選択)。

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今回発表された個体は、2012年のモデルデビュー以来3度目のフェイスリフトとなりますが、既存モデルからの大幅改良に加えて、最新モデル「CX-5/CX-8」や東京モーターショー2017にて公開されたハッチバックモデルにあるような「魁(カイ)・コンセプト」にある顔つきへと刷新。フロントグリルもメッシュ(網目)調に変化することでスポーティさを向上させ、最新のデザイン言語も採用しています。

今回の主な変更点としては、フロントフェイスの変更に加えて、新技術の採用や最新パワートレインとなる排気量2.5L SKYACTIV-Gターボガソリン(NAのみもラインナップ)エンジンに加えた燃費向上型のシリンダー休止システムを搭載。
特にその中でも最新パワートレインとなるSKYACTIV-G 2.5Tタイプは、アメリカ市場向けに登場したフルサイズSUV「CX-9」と同じエンジンを搭載し、最高出力255ps、最大トルク420Nmに発揮。トランスミッションはマニュアルを採用する一方で、オートマチックトランスミッションももちろんラインナップします。

パフォーマンスについては、シャシーまたはハンドリング、乗降り、NVH(騒音、振動、および過酷さ)のバランスを最適化するために再設計が施されています。
リジッドマウントステアリングブラックは、フィーリングとレスポンスを向上。そして遮音性・防音なども大幅に向上し、より高品質なフラッグシップセダンへと進化。

インテリアの質感はかなりアップグレードしていますね。
ナッパーレザーやウルトラスエード、ウッドトリムを標準化し、8インチインフォテイメントディスプレイ、7インチのインストルメントディスプレイ、フロントガラスのヘッドアップディスプレイが装備され、人間工学に優れたシートの再設計も施されているとのこと。つまりは、ドライビングに集中するために、極力動作を最小限に抑えることが今回の大きなポイントになっているみたいですね。

エアコンの吹き出し口がスタイリッシュ化し、金属メッキ調フレームによって高級感を演出していますね。これがまたシックでオシャレ。純粋に欲しい一台です。

ちなみにこちらはATトランスミッションのシフトノブ。

こちらが6速MTのシフトノブとなっています。
いずれも本革を採用しているため、高級感は十分。

なお、今回のフェイスリフト版「アテンザ/マツダ6」は、来年の春から登場予定となっており、価格帯については、最低でも260万円からとなっています。

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Reference:CARSCOOPS