BMWのグリーンカラー風のロールスロイス「レイス」が中古市場にて販売中。価格は約5,000万円也

2020-05-27

ロールスロイスの2ドアクーペモデルとなる「レイス」が中古車市場にて販売中。
ラグジュアリー部門に位置するロールスロイスですが、今回登場の「レイス」は、BMWアルピナ「B7」にて見られる”ジャバ・グリーン”風のボディカラーに身を纏ったスポーティな外観。
しかも、同車のフロントに配置されるエンブレム”スピリット・オブ・エクスタシー”がクローム調ではなくブラックペイント処理されていることから、特別なブラック・バッジエディションモデルであることも判明。そういった意味ではスポーティなグリーンカラーにブラックとの相性はかなりマッチしているのかもしれません。


今回のモデルのパワートレインは、排気量6.6L V型12気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力624hp、最大トルク870Nmを発揮。
足回りのエアサスペンションは強化され、8速ATのトランスミッションでは、低速ギヤからより高い回転数をキープする効率型で、燃費の改善にも繋がります。

パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間は4.5秒で、最高時速は250km/hに到達。車体重量は2,440kgと重厚感はありますが、ロールスロイスの名に相応しいスペックだと思われます。

リヤデザインも隅々までグリーンにて塗装され、まるでロールスロイスとは思えないほどのスポーティな印象を与える一台ですね。

内装は非常にシンプルなブラックを採用し、ヘッドレストはイエローのカラードステッチにてロールスロイスロゴを刺繍しています。

そしてロールスロイスの定番オプションとなっているキラキラ天井仕様の「スターライト・ヘッドライナー(約160万円)」も装備。
こちらの個体、アメリカ・カリフォルニア州サンディエゴのハイエンドディーラにて販売中で、中古販売価格は約5,000万円とかなり高額にて販売されています。

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Reference:motor1.com

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ロールスロイス「レイス」が破格の130万円にて販売中。
ただし、上の写真の通り、修復不可能レベルにまで大破した状態のため、ある意味で宝の持ち腐れ感はありますが、ロールスロイスのパーツは非常に高価であることから、もしかすると部品取りをして販売すれば、130万円以上の価値がありそうですね。

ただ、残念なことにこの個体の特徴ともいえる、フロントのエンブレムが無いことからロールスロイスとしてのブランド価値はかなり下がるとのこと。
一方でどの程度の速度を出したらこのような状態になるかは不明ですが、ドライバは無事だったとのことで、更に大排気量のエンジンも健在とのことです。