1,000馬力超えは確実?マクラーレンの3座シート「ハイパーGT(BP23)」プロトタイプをまたまた捕捉【動画有】

2020-05-26

先日、イギリスにて全身ブラックカラーの「マクラーレン・セナ」のテスト車両と思われる個体が目撃されていますが、今回も同国にてマクラーレンのハイパーカーモデル「ハイパーGT(BP23)」のプロトタイプと思わしき個体が目撃されています。
マクラーレンは、2016年の販売台数3,286台に対して、2017年は3,340台と僅かながらに記録を更新。
その多くがスポーツシリーズの「540C/570S/570Sスパイダー/570GT」の2,119台で、スーパーシリーズは「720S」のみではありますが1,221台と高記録。但し、アルティメットシリーズは製造されていないため、今年の2018年には「マクラーレン・セナ」の製造やその他新型モデルが多数登場することも発覚しているため、これに加えて今回のアルティメットモデル「ハイパーGT(BP23)」は早期的に開発を進めるのも間違いなさそうです。


なお、「ハイパーGT(BP23)」は先代の「F1」同様に3座シート(フロント中央1席、リヤ2席)を受継ぐとしていますが、スペックについては「マクラーレン・セナ」や「720S」同様の排気量4.0L V型8気筒ツインターボを搭載し、これに電気モータを加味したハイブリッドモデルとの期待が寄せられています。最高出力は1,100ps以上、最高時速390km/h以上といわれていますが、この辺りはまだまだ未定。

また、「P1」にも導入されていたロールバーを使用しない電動油圧サスペンションや電動モータによる瞬間的な加速を提供するF1譲りのアシストシステム(IPAS)、そしてドラッグ低減システム(DRS)も「BP23」にも導入。

そして、これは以前からの情報となりますが販売台数は「F1」と同様に世界限定106台としているも、既に完売状態。価格は驚きの約2.9億円とのことですが、パガーニ「ウアイラ・ロードスター」(約2.8億円)よりも若干高めの価格設定となっており、マクラーレンの強気な姿勢が見られます。
なお、「ハイパーGT(BP23)」に関するその他の情報(一部未確定)としては以下の通り

・マクラーレンが独断で選んだ特定のオーナー106人には、「ハイパーGT」のサンプルを販売済み
・長距離移動時の快適性を向上させるために、サスペンションとエアロダイナミクスを最適化
・「サーキット最速」を目指すのではなく「信じられないほどのロードカー」を目指す
・「ハイパーGT」は「F1」と同様に3座シート
・運転席は非常に広々としているが、後ろ2席は若干狭め
・「ハイパーGT」はMSO部門が担当
・販売車種はクーペのみで、それ以外の販売計画は無し

【Is this the new McLaren BP23 Prototype??】

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Reference:CARSCOOPS