Novitecがマクラーレン「570Sスパイダー」をチューン。+75馬力で「650Sスパイダー」は不要?

2020-05-26

数多くのスーパーカーをカスタムするドイツのチューナー・Novitecが、マクラーレンのエントリーオープンモデル「570Sスパイダー」をカスタム。
今回Novitecは、「570Sスパイダー」をカスタム・チューンするにあたり、所有者が「より速く、より扱いやすく、より魅力的に」感じてもらいたいことをモットーに開発したと言います。
今回は、エンジンチューニングを微調整するNovitecのN-Tronic電子モジュールを活用し、燃料噴射やブースト圧を調整することで、排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンはそのままに、最高出力570ps→645ps(+75psアップ)、最大トルク600Nm→692Nm(+92Nmアップ)まで向上。
これにより、0-100km/hの加速時間は3.1秒→3.0秒短縮し、最高時速は335km/hにまで到達します。

こうしたチューンアップが施された「570Sスパイダー」は、同じパワートレインを有し、最高出力650ps、最大トルク678Nmを持つ「650Sスパイダー」と同等のスペックを持つことができるため、非常に魅力的なアップグレードとも言えそうです。
※ちなみに、「650Sスパイダー」も0-100km/hの加速時間は3.0秒、最高時速329km/hとなるため、トータル的にはアップグレード版「570Sスパイダー」が上になる。


今回Novitecは、更なるクオリティを高めるべく、ニッケルクロムをベースにしたステンレス又は軽量インコネルのエキゾーストパイプを設計。エンジンベイ内の熱伝達を改善するために完全な断熱が施されています。
足回りにおいても、専用スポーツサスペンションを装着することにより、約30mmのローダウンを施しています。

その他には、風洞テストにより空力学的に最適化されたカーボンファイバからなるボディキットもラインナップ。
内訳としては、改善式のフロントスプリッターやリヤスポイラー、エアインテークやサイドインテーク取付け用のカーボンカバー、そしてリヤディフューザーを準備。

ホイールは、フロント20インチ、リヤ21インチのデュアル5スポークタイプとなる鍛造アルミホイールを装着。ハイグロスブラックにより足元を引き締めるだけでなく、高級感とスポーティさを追求しています。

Reference:motor1.com

じつはこんなモデルもハイパフォーマンス超え!
関連記事:Novitecがランボルギーニ「アヴェンタドールLP700-4」を過激カスタム。700→760馬力でSV超えだ【動画有】(2018/1/3投稿)

フェラーリやランボルギーニといったスーパーカーを主に手掛けるチューナーのNovitec Toradoが、ランボルギーニ「アヴェンタドールLP700-4・ロードスター」を過激チューンした動画が公開に。
本動画で、グリーンカラーの「アヴェンタドール」のエクステリアにおいて、2ピースのフロントスプリッター、サイドとフロントのエアインテークをカスタムし、更には大型リアウィングを装着することで”SV”風に変化しています。

また、今回はエアクステリアだけでなく、NovitecによるECUアップグレードとスポーツエキゾーストシステムをインストールすることにより、最高出力を700ps→760psに向上。
以下の動画では、イベント会場でのシーンだとは思いますが、低走行しながら過激な空ぶかしサウンドが行われていますが、やはりマフラからバックファイヤが発生しており、今にも燃えだしそうな程になっています。

【NOVITEC TORADO Lamborghini Aventador LP760 – HUGE SOUNDS!】