ジュネーブMSにて、ケーニグセグCEOがアストンマーティン「ヴァルキリー」を絶賛。一方の「マクラーレン・セナ」は酷評

2020-05-26

先日より開催のスイス・ジュネーブモーターショー2018にて、スウェーデンのハイパーカーメーカであるケーニグセグCEO、クリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏が、いくつかのスーパーカーモデルについて評価しています。
その中でピックアップされたのは、アストンマーティン「ヴァルキリー」とマクラーレン「マクラーレン・セナGTR」だったのですが、これらに対する評価が全く異なっており、特に「ヴァルキリー」に対する高評価っぷりはかなり珍しいの何の。


ちなみに、同氏の評価コメントは以下の通り。

【アストンマーティン「ヴァルキリー」】
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「ヴァルキリー」は、非常にスパルタンな一台だ。
公道にて走行させるようなスタイリングでもなく、とにかく車とは思えぬデザイン力には圧倒だ。
エンジンにおいても、大排気量ともいえるV型12気筒自然吸気エンジンを搭載していて、サウンドも非常に高評価。
間違いなく「マクラーレン・セナ」やメルセデスベンツAMG「プロジェクト・ワン」よりも魅力的な一台である。


【マクラーレン「マクラーレン・セナGTR」】
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初めて「マクラーレン・セナGTR」の写真を拝見したとき、この個体のバランスがあまりにもとれておらず、正直に役に立つ程のスペックや見た目は持ち合わせていないと感じた。
マクラーレンは、エアロダイナミクスが重要とコメントしていますが、その点については明らかにアストンマーティン「ヴァルキリー」が上回っている。
私自身、マクラーレンは大好きなのですが、この個体だけは正直受け入れることができず、非常に残念な一台だと感じる。

【メルセデスベンツAMG】
メルセデスベンツAMGには、何かしらの魅力的なポイントがあるとは思いますが、今でもやはり平凡なデザインであることは確か。
是非ともアストンマーティン「ヴァルキリー」を参照してほしいところです。

以上より、トータル的にアストンマーティン「ヴァルキリー」を褒めちぎるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ氏。
「ヴァルキリー」は、世界限定150台のみ生産される希少なモデルと言われていて、その価格は約4.5億円と非常に高額。
しかし、これだけの高額モデルが既に完売状態で、中には「ヴァルキリー」の”生産枠を売る”という猛者が登場するほどの人気っぷり。
一般ユーザーだけでなく、ハイパーカーメーカCEOからも絶賛を受ける一台ですが、一体どれほどの完成度で、どれだけの魅力があるのか非常に気になるところです。

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Reference:Zero2Turbo